|
それまでのSAABシリーズと比較して、ヘッドライト・グリルの高さを約半分にしたフロントビュー。グリルは本来はクロームなのだが艶消しの黒色で塗装してある。
バンパーの両隅にフォグランプ、同じく左側に牽引フックを装備。 |
|
リアにハッチを持つボディ故のボリュームのあるリアセクションが良くわかる。
通常の3ボックスボディには無い緩やかさ、優しさを感じるのは私だけか?
フロントフェンダーにつくSAABバッジは1992年モデルまでのもの。この年式
以降はつかない。車高は2.3turboモデルよりカタログ値で15mm低くなっている。 |
|
横一直線に並ぶ赤い線。左右のストップランプとそれを繋ぐガーニッシュという構成なのだが、黒色ボディ故凄まじいまでのアクセント(どぎついとも言う??) になっている。ガーニッシュの両端にバックランプが配置されているが、仕向地 によってバックランプとバックフォグランプの組み合わせもある。 |
|
私の席である。 |
|
私以外の同乗者の席である。
何度か、他人にこの車を運転させて自分は助手席で同乗する機会があったが、 狭い道でのすれ違いなど結構怖い思いをすることがあった。 |
|
座面が高く、適度なクッションを持つリアシート。
ヘッドクリアランス、足元空間など数値から想像するよりはるかに余裕があり、
身長180cm級の人でもゆったりできるだけのサイズがある。 |
|
ガバッ!と大きく開く前後ドア。 |
|
ウインドウォッシャ−の噴出と連動して動くヘッドライトワイパー。
ワイパーブレードにウォッシャ−のチューブが内蔵されており、動作時はウォッ
シャー液がここからも噴出される。雪国では欠かすことの出来ない装備だと聞いたことがあるが、滅多に雪の降らない地方では最も?必要では無い装備 の一つだったりして。 |
|
2本のステーでボディにマウントされるドアミラー。なーんとなく意味も無く「エアロ」っぽいと思ってしまう。ちなみにこの形状のおかげで遠くからの識別が容易で、混んでいる道をランデブーするときなど、前車のミラーに写るこのバックミラーが目立つせいで追従してくる9000を見失わないですむそうだ。
肝心のミラーとしては、鏡面がわりと大きく、癖の無い形をしているので使いやすいと思う。 |
|
このミラー、格納は当然?手動なのだが、畳む時に可動部が壊れそうな音をたてるので購入してから1回も畳んだ事が無い。
鏡面には熱線プリントが入っていて、オートエアコン搭載車の場合、外気温に応じて自動的に熱線のスイッチが入り、10分ほどで自動的にスイッチが切れる。スイッチが入っている間は当然だが、鏡面に触ると暖かい。 |
|
前ドアに装着されているバイザー。SAAB純正品である。
雨の日でも、車内で喫煙する際に換気の為に窓を3cm程開けられるので重宝する。 |
|
湾曲した形状のサイドスカート。エアロの1993年モデルからは直線的な形状のサイドスカートに変更になって色気が無くなってしまった。この曲がり具合がコカ・コーラの瓶みたいにグラマラスでとても良い。私が好きな部分のひとつである。 |
|
正式名称「エアロホイール」。
サイズは6.5J×16インチ、4穴PCD108mm、オフセット27mm、タイヤはPILLELI
P700-Z 205/50 ZR16が当時の純正指定であった。タイヤはともかく、アフターマーケットにこの仕様のホイールは殆ど存在しない為、ホイールで個性を演出!などということは考えないほうが良い。それよりも、純正のこのホイールは9000シリーズに良く似合うデザインで、大好きなホイールである。シンプルな形状をしているため、ブレーキパッドのカスの掃除など非常に簡単に行える。
SAABオーナーの間でも人気の高いホイールで、特にclassic900に履かせるとSPG風でとてもカッコいい。(但し走行に難があるが。)
稀に中古市場に出回ることはあるが、すぐに買い手がついてしまう。9000AEROのプロトタイプでは同じデザインで径が17インチのホイールを履いていた。 |
|
給油口。多くの日本車と異なり、外から自由に開けられるカバーの中に鍵つきのキャップがあり、給油の際はこのキャップのキーをGS店員に渡して給油をお願いする。燃料タンク容量は66リッターでオクタン価指定は最低91オクタン、メーカー推奨値は97オクタンとなっている。日本で売られているガソリンの場合レギュラーでもオクタン価が91オクタン以上あるので、レギュラーガソリンを給油すること
も可能である。 |
|
それほど出口の径が大きくない、かえって最近では径が小さいとも言えるようなマフラー。サウンドは重低音が効いているが音量は低く、市街地でも殆ど気を遣わなくてすむ。
turbo-Sモデルのみ、マフラーカッターを装備している。 |
|
バンパー上面から大きく開くテールゲート。ロックの解除は運転席側ドアに内蔵されているスイッチを押すと電磁ロックが解除される。またはキーで解除することもできる。
このテールゲート、これほどの大きさの為か結構重い。しばらく空けていないと接合部のゴムパッキンがくっついてしまうため、中々上げることが出来なくて難儀する。テールゲートは2本のダンパーで支えられているのだが、このダンパーが弱ってくるとテールゲートの重さを支えきれず、上げたテールゲートがすーっと落ちてくる場合がある。物の出し入れなどを行っている際にコイツが背中とかに落ちてくると非常に痛いので注意が必要である。また、洗車後や雨の日などにテールゲートを上げると両サイドから水がジャーと滝のように流れ落ちてくるのには閉口してしまう。 |
|
横から見るとテールゲートを開いたときの高さが一目でわかる。
テールゲートの下端までは180cmほどあり、閉じる時の為にハンドルがついている。 |
|
ラゲッジルームは取り外し可能なパーセルシェルフと呼ばれる2つ折の分厚い板のようなもので普段は蓋をされている。 |
|
パーセルシェルフを取り外し、6:4の分割可倒式のリアシートを畳むとこうなる。
シートの部分に若干傾斜がついているが、ほぼフラットになるため長尺物の積載も無理なく行える。 |
|
リアシートの座面は足元空間に縦に収まるようになっている。収めるにはシート座面を前にスライドさせるだけなので手軽に行える。 |
|
ラゲッジルーム左側。 |
|
ラゲッジルーム右側。
タイヤハウスの上に照明が付く。タイヤハウスの右側には車載工具を格納するスペースがある。 |
|
これがSAAB9000の運転席。9000にはボディ形状の違いによって様々なバリエーションがあるが運転席のレイアウトは基本的にどのモデルでも同じである。
メーターパネルからコンソールまでが一体となったデザインで、各スイッチ類の操作性は悪くない。スイッチやツマミなどが大きく出来ているのは、一説によると冬の極寒期のスウェーデンで手袋をつけたまま運転する場合などにも確実に操作できるようになっている為と聞いたことがあるが、本当のところはどうなんだろうか。 |
|
左側に5500rpmからレッドゾーンのタコメータ、中央にフルスケール250km/hの大きなスピードメータ、右側に水温・ブースト・燃料の各メータを配したメータパネル。タコメータの1500から3000rpmの範囲はグリーンゾーンになっていて、マニュアルでは燃費向上の為にこの範囲内で運転をすること推奨されている。
実際乗ってみると、街中ではエンジンの回転数が2000rpmを超えることは滅多に無い。 |
|
タコメータ下のピクトグラム。
ドアオープン警告灯とヘッドライト、ブレーキライト、リヤライトの球切れの警告灯を備える。
写真は前のドアが開いている状態。後ろのドアとハッチが開くと同じように警告灯が点灯する。 |
|
スピードメーター下のEDU(エレクトリックディスプレイユニット)。
左側はトリップコンピュータのディスプレイで、平均燃費、走行可能距離、外気温度、バッテリー電圧の各値を表示する。イグニッションをONにするとまずバッテリー電圧値が最初に表示される。ただし、外気温度が+3℃から−3℃の間のときは外気温度が最初に表示される。ちなみに外気温度センサーはラジエータ付近にあるらしく、ちょっと暑い日の渋滞中などは50℃などという温度を平気で表示したりする。但し走り出してしまえばかなり正確な温度を計測するのでわりと重宝する。ちなみに普段は私はバッテリー電圧値を表示させている。
右側はギアセレクト位置の表示と、エンジン・エンジンオイル量・冷却水量の警告表示欄である。イグニッションをONにすると警告灯が全て点灯し、オイル警告、冷却水量警告、エンジン警告の順に消えてゆく。
走行中にエンジン警告が点灯した場合はとりあえず走行可能らしいが、燃料噴射装置または点火系統が故障しているらしいとのことである。 |
|
各種情報表示/警告灯の表示エリア。ここに表示されるのはハイビーム点灯表示、ウォッシャー液残量警告灯、バッテリーチャージランプ、燃料残量警告灯、排気温度異常上昇警告灯、サイドブレーキ使用表示、ブレーキ警告灯、ABSブレーキ警告灯、リヤウインドウデミスターランプ、トラクションコントロールシステム警告灯、トラクションコントロールシステム表示灯である。
写真の状態はイグニッションをONにしてすぐの状態で、ブレーキのサーボの圧がまだ低い為ABSブレーキ警告灯(ANTI LOCK)が表示されている。 |
|
メーターパネル左側の操作スイッチ群。
照明関係のスイッチが集められており、上から順にヘッドライトスイッチ・電動ファン動作灯(私の9000のオリジナル。電動ファンが回ると点灯する)・フォグランプスイッチ・ヘッドライト照射方向調節スイッチ・イルミネーション輝度調節ダイヤルが配置されている。
運転席からだと、フォグランプスイッチが全く見えず、操作をする際に頭を大きく動かして位置を確認しなければならない。 |
|
本皮とスウェードのコンビシート。電動モータで各位置を調整するパワーシートである。このコンビタイプのシートは1990年から1992年までのTalladegaとturbo-Sモデルにのみ装備された。
シート自体は非常に大きく、背中・座面の体へのあたりが良い。横方向のサポート性はそんなに良いわけではないが、とりあえず乗車中に体を預ける椅子としては結構秀逸な出来だと思う。
皮の厚みと張りも結構あって、あまりへたる事が無い。写真は助手席のシートだが、そろそろ生産後10年が経過することを考えると良いコンディションを保っていると思う。 |
|
シートの位置調整スイッチ。調整できるのはシート前後、座面前上下、座面後上下、リクライニングである。動作は結構鈍い。3パターンを記録できるようになっていて、記録するスイッチが座面脇についている。メモリスイッチを押すとモータがみぃーと動いて、シートがゆっくり記録ポジションに動くのが面白い。 |
|
オートエアコンの操作パネル。
自動運転中は車内温度、空気の吹き出し口、ファンスピード、リアウインドウデミスター、ドアミラーヒーター、内気循環を適当に切り替えてくれる。私はエアコンがあまり好きでないのだが、このエアコンはイグニッションをONにすると勝手に動き出してしまうので、その度にOFFボタンを押して運転を停止している。結構面倒くさいんだけど、どうにかならないもんなのだろうか。
Tipo-4プロジェクトではSAABがエアコンの開発も担当していたので、ランチアテーマやフィアットクロマも同じ意匠のエアコンを装備している。164は不明。 |
|
ダッシュボード中央にちょこんと位置する太陽光センサー。
ここで日光がどれだけ照射しているかを測定して、結果をACCシステムに送り、ファンスピードをコントロールする。
夏場など、ファンが全開で回っている時にこのセンサーを手で覆うとファンスピードがすぐに遅くなるのが面白い。 |
|
トリップコンピュータの操作パネル。
このコンピュータで、目的地までの距離の計測、平均速度の計測、スピードアラームの設定、時計の表示、到着予想時刻の表示、アラームの設定を行うことができる。何度か使ってみようかと思ったことがあるのだが、どうにも操作性が悪くて結局便利な機能を使いこなせないままでいる。確かこのユニットは日本製であるのだが、作っている会社がどこだったか忘れてしまった。 |
|
トリップコンピュータ下に位置する各種操作スイッチ。
左右のシートヒーターのスイッチ、電動ファン動作スイッチ(私の9000のオリジナル)、車内温度センサーがそれぞれ配置されている。
シートヒーターは冬場はとっても重宝する装備である。数字のゼロでオフ、1・2・3でヒーターの温度がそれぞれ低温・中温・高温になる。冬場はとりあえずエアコンが効くより先にシートヒーターが暖まるので、天気のいい日だったらひょっとしたらエアコンはいらないかもしれない。 |
|
知らない人に教えてあげると結構面白がって、しこしこ動かして遊ばれるエアコンの吹き出し口。ジョイスティックのようなツマミが「向いて」いる方に風が吹き出すようになっている。 |
|
ルーフ中央に位置するルームライト。目玉オヤジのような形をしたライト本体は指でつまんでぐりぐりと動かすことができる。ライトの右にはルームランプスイッチが、奥には旅客機によくあるシートベルト警告灯がある。 |
|
パネルを外すと、中にはサンルーフを手動で開閉する為のクランクと回転軸が収納されている。 |
|
鍵つきのグローブボックス。 |
|
グローブボックス内には隠し扉があって、この中にスペアフューズが収納されている。一度、クーリングファンのフューズが切れたときがあって、スペアがあって非常に助かったことがある。もっとも、いくつかあるスペアを結局使いきってしまって結果的にはどうしようもなかったのだが。陰湿な性格の私はそれ以来、電気屋でクーリングファン用のフューズ(30A)を大量に購入して車内に常備している。 |
|
斜め下に結構深いのだが、高さが余り無い為収納量は少ない。
大体雑誌2、3冊で一杯になってしまう。その他に扉の裏にポケットがついているが、これも深さがあまり無い上に湾曲しているという代物なので物をいれる用をなさない。 |
|
シフトセレクタの後ろに位置するサンルーフとパワーウインドウのスイッチ。
サンルーフのスイッチは前一杯に押すとチルトアップ、後一杯に押すとチルトダウン、前後に押すことでサンルーフを開け閉めすることができる。パワーウインドウは前席のみ開けるときだけオート機構がつく。また、後席ドアについているパワーウインドウスイッチの有効/無効を切り替えるスイッチもあり、安全に対する配慮の程が伺える。 |
|
シートベルト根元につくシリアル?タグ。
欧州車によくあるらしいが、ここにこの個体の製造年月日がプリントされている。この個体の場合は、1991年の34週目の1日目にSWEDENで生産されました、というわけだ。しかし、何故にシートベルトの根元なの? |
|
ラゲッジルームの床下に収められているスペアタイヤ。
マニュアルによるとサイズはT115/70 R16、耐命は3,500km、最高速度は80km/h、空気圧は4.2kg/cm2とのことである。幸運にも今の今まで一度も世話になったことは無い。出来れば今後もお世話にはなりたくない。 |
|
その筋のマニアには喜ばれるだろうか?
日本ではヨーロピアンテイスト溢れる個性的な携帯電話メーカとして知られるフィンランドのNOKIAで生産されたタイヤである。 |
|
必要最小限の工具が蓋の裏側に収められている。 |