« アンテナ交換 | メイン | Takk !! »

ヘッドライナー張り替え

SAAB車にお乗りの諸兄であれば周知事項とも言える、愛車のヘッドライナーの剥がれ落ち。「天井が落ちた」「内装がべろべろ」など色々な表現で語られることが多いが、自分の9000も例外ではなく、ちゃーんと(?)ヘッドライナーがでろ〜ん(これも表現の一つであることは言うまでも無い)と剥がれ落ちてしまっていた。

室内1
室内2

ところで、このヘッドライナーは何故、剥がれ落ちてくるのだろうか。

クロス断面

この写真を見て頂ければお判りになると思うが、ヘッドライナーは接着面となるスポンジ層と車内に露出するクロス層が重ね合わさって一枚になっている。
恐らく、メーカで使用している接着剤の経年劣化、そして我が国の高温多湿〜低温低湿の差が激しい気候によって伸縮を繰り返したスポンジ層がボロボロに劣化して張り付いていることが出来なくなってしまうからだと私は推測している。全面的にGMの血が入った1994年以降の900からは内装が剥がれるという話をあまり聞かないので、この点において改善されているのだと私は睨んでいる。新車から7年経過した900の内装を拝見させてもらったことがあるが、殆ど新車当時のままの状態で綺麗なものであった・・・。

自分の9000の場合、まず最初に剥がれてしまったのはサンバイザーのクロスで、あれあれーなんて思っていたら程なくして後部座席頭上部分のクロスも剥がれてしまった。これはイカンなぁとは思っていたが、まぁ後ろに人を乗せる機会も無いし、まず何よりヘッドライナー用のクロスを入手するのが正直言って億劫だし...などと後ろ向きな気持ちでいた所、なんととあるオークションでヘッドライナー用クロスが出品されているのを発見してしまった。
説明によるとclassic900用に入手したそうなのだが、そんなの関係ない。色合いもそう変わらないみたいだったので気合を入れて入札し、無事落札することが出来た。

クロス表面
入手したヘッドライナー用クロスの表面

クロス裏面
同じく、ヘッドライナー用クロスの裏面

以前から、漠然と自分の手でヘッドライナーの張り替えを行う場合の手順など、ぼけーっと考えてみたりすることはあったのだが、こうして新しいヘッドライナーを目の前にするとなんだか、いてもたってもいられなくなってきた。こうなったら答えは一つ!よしやるぞ〜っ!!ということで、特に予定も無かったある晴れた日曜の午後、張り替え作業に着手することとなった・・・。
ちなみに作業を行うにあたっては、この道ではちょくちょく引き合いに出されるページ「「まひおさんのヘッドライナー張り替え記」を参考にさせてもらった。やはり先人の知恵というか道標みたいなものがあると私のような凡人にとっては非常に心強い。もしも私がインディアンであったならまひお氏に感謝のダンスを踊りまくっていることであろう・・・。

作業手順を見るにはこちらをクリックして下さい。別ウインドウで作業手順レポートが表示されます!

作業自体は週末を利用して行なったので、欠損した部品の手配日数を含めて大体一ヶ月ほどかかった。
私の場合は平日は先ず間違い無く車を動かさないし、別に走行に支障はないしと割り切っていたのでこんなゆっくりとしたスケジュールで作業を行なえたが、多くの9000ユーザーのように忙しく車を使い倒しているのであれば一日二日で作業が終了しなければならないだろう。今回の作業は初めてということもあり、手馴れない部分が往々にしてあったのだが、作業に慣れている、または内装リペアのプロであれば十分に短時間で作業を終えられるものと思う。(要するに私の仕事は遅いのだ。)

仕上がりに関してだが、手配したヘッドライナー用のクロスが折りたたまれて保管されていた関係で皺が入っており、この皺を取ることが出来なかったためヘッドライナーに一本の皺が横に走っているという結果になってしまった。

張替え後1
張替え後2
張替え後3
張替え後4

ただ、クロスを貼り付ける前に皺が入っていたのは知っていたし、貼り付けた後で皺が残ったのも判っていたのだから、これは明らかに自分の手落ちなのであった。一応、皺を取るべく残ったクロスやヘッドライニングに貼り付けたクロスにスチームをかけてみたのだが全然変化なし。まぁやっちまったものはしょうがないべということでこれにて作業終了!ということにした。

今回、自分の手でいろいろと作業をしてみて、ある意味満足は出来たと思う。が、今回手をつけなかったCピラーのクラッシュパッドのクロスの張り替えや折角修復したAピラーのクラッシュパッドを組みつけの際にまたぶっ壊してしまった事など、まだまだ課題が山積みであることを考えると正直言って気が重い。
だが、そんなことをくよくよ考えていても仕方ない。これから暖かい時期を迎えるにあたって心機一転、プチリフレッシュした9000と共に休日を楽しめるように頑張っていこう!と思うのであった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.saab9000.net/mtyp/mt-tb.cgi/14

コメントを投稿