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Saab Service Clinic

ある日、だらだらとサーブジャパンのサイトを眺めていたら「ServiceClinic受付中」の文字が目に飛び込んできた。
案内を見ると、19ポイントの点検無料、エンジンオイル無償提供、もれなくお土産もあげちゃうよ!という誠に魅力的なイベントみたいだったので、早速申し込みを行い、2月8日の日曜日にサーブ町田へと向かった。
到着したサーブ町田は、元々はスバルディーラーだった所にSAABがお邪魔しているような形態なようで、ピットの中や駐車場はスバル車で埋め尽くされていたが、広々としたショールームにはインプレッサやR2と並んで9-5エステートがしっかり展示してあった。実を言うと国産車のディーラーに今まで足を踏み入れた事は無かったのだが、綺麗な空間の中で社員の方もてきぱきと仕事をされていてとても印象はよかった。
で、当日判明したのだがこのServiceClinic、以前にヤナセで開催されたのと同じイベント(人生劇場の「ハッピーDays」を見て下さい)だということで、スウェーデンのSAAB本社から来日した技術職の方が直々に?車両の点検をして下さるという内容であった。但し開催側の思惑として、本社から日本のディーラー側へのスキルの向上を目的とした技術指導なども当然あったのだと思う。それが行われたのがこのServiceClinicの中でなのか、社内でだったのかはわからないが‥。

到着後、担当者の方から今回のクリニックの説明をして頂き、診断シートに必要事項を記入したら後は基本的に自由行動。
診断には結構時間がかかりますよという事なので、敷地内をぶらぶらして時間をつぶしていた。駐車場に何台かSAAB車が停まっていたのだが、その内の一台にどこかで見たことのある9000Aeroが‥


思い出せない‥


こっ、これは!

大変失礼ではあったが、穴の空くほどじろじろ見させていただいたがどうも思い出せない。
おっかしぃなぁと思って車内を覗き込んだその時!目に飛び込んできたウッド作りのシフトセレクタを見て思い出した!!
以前ForSaleで掲載させて頂いたThunderさんの9000Aeroでした。うーん、なんとも劇的なご対面をしてしまった。残念ながらご本人にはお会い出来なかったが‥。

そうこうしていると、GMジャパンの方が声をかけてくださったので、いろいろとお話を伺っていると「9-3カブリオレ試乗出来ますよ」という有難いお言葉を頂いたのでお言葉に甘えて試乗させてもらうことになった。
試乗したのは、2003年の11月に発売になったばかりという、9-3 Aero Cabriolet。ライムイエローがなんとも鮮やかで、少し大ぶりになった9-3のボディ、トップを上げた華やかな雰囲気によくマッチしていて見た目にも楽しませてくれる一台だ。
時間にして15分程のドライブであったが、説明によると先代9-3カブリオレよりボディ剛性が3倍上がったということで、なるほど工事途中の荒れた舗装路に片輪だけ乗せて走ってみても、どういうわけかボディはミシリとも言わないし、曲がる!停まる!スイーっと進む!‥っていうかカブリオレでしょこれ??それにしては随分としっかりしたボディやなぁと思わず感心してしまった。おそらく、9000といい勝負か、上回っちゃうんじゃなかろうか‥そう考えるとちょっぴりブルーなワタシなのであった。まぁ予備知識無しにいきなり試乗してみたわけだが、いい車なのには間違いないだろう。
別に嫌味ではないが、この手の車には金持ちの遊び車というキャラクターがしっくり来ると思う。この車だったら、嫌味ではないスマートなお金持ちに是非乗ってもらいたいものだ。


幌格納中。
後窓セクション上がる→ふた上がる→幌が前部からえびぞるようにして後席後ろへ入る→ふた閉まる という感じ。
時間にするとたった15秒ほど。


幌を格納するとこんな風になっちゃう。
後席のヘッドレスト後ろにリアアスピーカーが埋め込まれている。


肝心の車両の点検であるが、こちらが試乗をしたりぷらぷらしたりして遊んでいる間に着々と行われていて、しっかりオイル交換も行っていただいた後無事?終了となった。


さて、点検の結果は‥

作業項目
結果
ワタシからのコメント
お客様指摘事項
(Customer's indications)
エンジンオイル交換
1名乗車(一般道)
洗車不要
洗車をして下さるとのことだったのだが、前日ワックスをかけたばかりだったのと、
洗車機で洗うという事だったので洗車はお断りした。
エンジンのかかり具合および異音
(Engine start condition)
正常

エンジンの低速(アイドリング)および加速の状態
(Idling, feeling of acceletion)
正常


エンジンオイルの汚れおよび量
(Engine oil check+fluid)
交換

ブレーキ液量
(Break fluid)
269℃
通常の沸点が190℃程だということで、全く問題無いとのこと。
バッテリー
(Battery)
12.49V
充電が必要です
メーターパネルの電圧計だと常に13.5V位を表示するのだが、テスターで計測
した所この数字になったとのこと。普段あまり乗らないのでバッテリーが弱って
いるということだ。
冷却水量
(Coolant)
-15℃
要整備
これ、メーカーの推奨凍結点?は-40℃とのことで‥
クーラントの量をもっと増やしなさいとのことだった。
ATF(オートマチックトランスミッショノイル)量
(ATF)

ノーチェック。
MTなので‥
各ベルトの緩みおよび損傷
(Accessory belt)
正常

ウインドゥウォッシャー液量
(Windoscreen)
正常

ハンドブレーキの引きしろ
(Parking break)
正常

ブレーキペダルの遊び、踏み込んだ時の床板とのすき間
およびブレーキのきき具合
(Feeling of break pedal)
正常

タイヤの空気圧
(Tyre pressure)
F 2.5kg
R 2.5kg
正常

タイヤの亀裂および損傷
(Tyre crack)
正常

タイヤの溝の深さおよび異常な磨耗
(Tyre wear)
正常

アンダーボディ
(Underbody check)
正常


ワイパーの作動
(Check Wiper systems[Incuding blade])
正常


エアコンディショナーの作動
(A/C)
正常


ランプ類および方向指示器の点灯、点滅
およびレンズの汚れ、損傷
(Lighting)
正常


おおよそ問題無しということで一安心。
もっとも購入して半年ほど、動かない時間の方が圧倒的に長いのだから当然といえば当然の結果なのであるが、専門家のお墨付きを頂けるとワタシのような素人は安心出来るのだ。ただ油断は禁物、案外もっと奥深いところに病気を持っていたりすることがあったりするので常に気をつけておくべきだろう。
今日は興味深い話も聞けたし、車の調子も良いし天気も良いしで自分なりに休日を満喫出来て良かったと思っている。
関係者の皆様、どうもありがとうございました。


真っ赤な車をバックに、紅白でおめでたい私達。
じゃなくって、左の方が今回点検を担当して下さったウルリカさん。
結構、背たかいぞ。

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