May We Help You ..?
私事であるが、結婚して早幾年、我々夫婦の間に初めての子供を授かった。
なんせお互い初めてのことであるので親としての自覚がどうとか子育てはあーだとかこうだとか、まだまだピンと来ない段階なのであるが、多発する自然災害や世界各地で多発する紛争、悪化する(と感覚的に思う)地域の治安、教育に注力しない我が国の政治・・・いざ考えてみるとネガティブな事ばかりが思いついて、この先が不安なこの世の中で、産まれてくる子供が無事育ってくれるのだろうか?等という恐らくはいらん心配をしている今日この頃である。
そんな中、10月の事であるが2週続けて温泉へ一泊の小旅行に行ってきた。なぜこの時期に?というとこの時期だからこそ!なのだ。子供が産まれたら育児で遊ぶ余裕も無くなるし、2人っきりで自由に動ける今の内に行っときましょかということで、怒涛の?2週連続温泉行きと相成ったのだ。
最初の週に行ったのは群馬県の伊香保温泉だったが、こちらは何度か訪れたこともあるのでさほど新鮮味も無く、宿泊先が評価に値しないダメさ加減だったのでここでは特に触れない。
で、次の週に行ったのが静岡県の伊豆高原なのだが、こちらで宿泊したホテルがちょっと面白いホテルだったのでここでレポートさせてもらおうと思う。
実は当初はこちらへ訪れる気は全く無かったのだが、妻が雑誌の懸賞に応募したら1泊ペア宿泊券に当選してしまい、いそいそと出かけることになったのだ。そのホテルであるが、ホテルアンダティバリゾート伊豆高原という、名前からしてリゾート感たっぷりのホテルである。
このホテルであるが、経営母体が純然たる旅客業ではなく、サイトに記載されているようにレストランやダイニングバーなどを展開する会社が経営母体となっており、新たな展開としてホテル業を始めたということで果たしてどのようなサービスが受けられるのか結構興味深かった。
まずホテルの建物自体だが、このホテルの開業に合わせて建設されたものではなく、あくまで私の想像だが企業の社員寮や廃業したホテル等、元々あった建物を買い上げたか何かした物だと推測される。建物内はインドネシアのバリの雰囲気ですべてが統一されており、リゾートを日常生活からの逃避と位置付けるならばこの雰囲気にどっぷりと浸かってしまう事でその目的は十分に果たされるのではないかと思った。
ロビーにはゆったりしたソファがあるのは勿論の事、無料で遊べるビリヤードのための大きなプール台が一台、私のようなネットジャンキーには嬉しいネット利用可のPCが2台、その他ダーツ、大量の文庫本やマンガ、カラオケボックス、卓球、PS2、パターゴルフなんかが館内にセッティングされており、ビジターを飽きさせないような仕掛けが満載であった。
肝心の風呂であるが、全部で8つあり、その内6つが時間制限付きの貸し切り風呂となっておりその内の1つを利用したが、林の中に粛然と位置する感じが中々に心地良く時間さえ許せばかなりの長湯が楽しめそうであった。大きさも十分であったが、露天風呂の割にはお湯の温度が低く、特に寒い時期に長湯を楽しむには少しばかり注意が必要であろう。
また、いわゆる大浴場である「温泉庭園展望風呂」だが、備え付けのシャンプー・ボディソープの中に日本リーバの「Dove」や花王の「ASIENCE」等が置いてあり、入浴中という不利な体勢の中、顧客に対するサービス精神の高さを見せつけられる思いがした。
そして風呂に続くお楽しみの食事であるが、ディナーが洋風コース料理、朝食が和定食+バイキングという形になっており、ディナーでは焼きたてのパンや地元赤沢、八幡野、富戸港等で仕入れたという新鮮な食材を大変美味しく頂く事が出来た。食事に関しては私にとってはかなり満足度が高く、これだけ見ればまた来たいと思わせるに十分な内容であった。それと忘れてはならない事が一つ、このホテルの目玉サービスの一つとして、館内での飲料が基本的に無料!というサービスがある。これは部屋内の冷蔵庫の中の飲み物(私が利用した時は缶ビール×2、缶コーヒー×2、缶ウーロン茶×2)とディナーでの飲み物(ビール、ワイン、カクテル、ソフトドリンク等多種多様)と夜10:00からのお夜食タイムでの飲み物がぜーんぶタダ!!という嬉しいサービスで、左利きな私は思わず生ビール×3、グラスワイン×3、日本酒1合、テキーラオレンジ×1、レモンサワー×1を短時間でかっくらってしまった‥。勿論部屋の冷蔵庫の中の缶ビールは到着後1時間以内に飲み干していた事は言うまでもない‥。この辺りは流石レストランやダイニングバー等を経営しているだけのことはあり、特に飲料無料サービスなどは生粋の旅客業等には真似の出来ないサービスなのではないかと思った。私自身色々な宿にお世話になって来たと思ってはいるがこういうサービスを受けたのは初めての事である。感覚的に近いのは国際線旅客機内での飲料のサービスであろうか?
・・・とまぁ、僅か1泊2日の短い短い滞在時間ではあったが、享受しきれない位の有形無形のサービスを味わう事が出来た。が、である。
行く前までは、先に書いた通り「どのようなサービスを受けられるのか」を楽しみにしていた。短い時間ではあったけれど、そのサービスの内容はなんとなーくわかったような気がする。だからこそ、の感想なのだが、私としては、一歩引いた感じのサービスの方が心地良く感じる事もあって、元気のある若い社員のはつらつとした立ち振る舞いが時にくどく感じることもあり、単純に良かったです、楽しかったまた来たいですぅ、なんて言う事は出来ないのだ。レストランでのコース料理という、ある意味しょうがないと言えばしょうがないシチュエーションでの話だが、ゆっくり落ち着いてディナーを頂きたいと思っているのに各テーブルのサーヴのために大量の社員がフロアをせわしなく歩き回っていては雰囲気もへったくれも無いのではないか。折角の美味しい料理、美味しい飲み物なのだから美味しく頂ける「場」を提供してもらいたいと思うのは私だけではないはずだ。居酒屋で飲み食いしているのではないのだから・・・。
ただ、これは私が求めているサービスとホテル側のサービスとが合わないと言うだけの話であって、例えば若い人同士のグループでの利用とかだったらすっぽりとツボにはまるんでは無いだろうか。
なんたってビリヤード無料、ダーツ無料、カラオケも飲み物も無料無料!なのだから。でも私が再度訪れるかと言うと?うーむである。
どうも、全体を通じて「旅客業」としてのサービスとは異質なものを感じていた滞在中の私なのであった。

野良ネコの「アンちゃん」。
滅多に顔を見せないらしいが・・・ひとたび顔を見せればこの通りである。
そう、肝心の9000の話?だが、
今回は往路が東名高速〜小田原厚木道路〜真鶴道路〜熱海ビーチライン〜R135、復路がR135〜伊豆スカイライン〜箱根ターンパイク〜小田原厚木道路〜東名高速というルートを使用した。
オンシーズンではないため、渋滞はないだろうと踏んで今回ちょっと過去に記憶がない位久しぶりに「海沿い」一直線のルートで伊豆高原まで行ったのだが台風による崖崩れの影響で片側通行となっていた宇佐美付近を除けば大方スムーズに流れていて良かった。ところで、途中混んでいる時に、マニュアル車だと渋滞はツライとよく言われるが、果たして自分にとってはその通りつらいものなのだろうか?と言う事をじっと考えていたのだがなんと結論が出てしまった。答えは・・・
渋滞が嫌なのはマニュアルもオートマも関係ない!どっちも同じ。渋滞はイヤじゃ。
である・・・まぁ、運転が楽な9000だからこその結論なのだが・・・。なにか私は超えてはイケナイ一線を越えてしまったのだろうか。





