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2006年12月03日

【みんなで】2006 ほうとうチャレンジツーリング【楽しく】

SAABに特化したSNS、SAAB!SAAB!SAAB!!をオープンしてから一月余り。
徐々に登録メンバーも増えてきて、じわりじわりと盛り上がりを見せてきた頃合を見計らったかのように、ちょっとツーリングでも行きませんか?という声が上がってきた。
ノミカイは頻繁に行う我々だが、オフカイとなるとトンと御無沙汰なのである。これではイケナイ。たまには愛車にガツンと鞭を繰れてやらなくては!ということで、急遽近場の山梨は河口湖でほうとうを食す目的のツーリングに向かう事になった。

ほうとう‥ほうとうは山梨県(甲斐国)全域で作られる郷土料理。ひもかわうどんを野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ麺料理の一種。
wikipedia日本語版より。

当日は朝から雲ひとつ無い晴天、絶好のツーリング日和。

家を出てすぐの地点で参加者のかーねる氏と路上待ち合わせし、集合場所の中央道石川PAを目指す。
到着すると、一足先にTM氏とTOKI氏が到着していた。


四車四様。

その後、kuroneko氏とだんきち氏の到着を待ち、全員酒豪もとい集合となったところでしばらくご歓談、ルート確認等をした後に石川PAを出発。
ここから次の給油ポイント談合坂SAまではフリー走行区間?という事で各車右に左に前に後にじゃれあう犬のようにいいペースでの走りを堪能していた。


気持ちいい〜。


kuronekoさんのCS。
知ってる人は知っている、私が乗っていたCSと全く同じモデル。

この日、kuronekoさんのCSの調子が悪くあまり無茶が出来ないというコンディションであったのでその点が少し気の毒であった。私も数年の間乗っていたからわかるのだが1992年モデルのCSは本来とっても速い車なのだ。
それと、走行車線を行く私を右から全開?で抜いていったTOKIさんの900turbo16S、この車にはワンオフマフラーが装着されているのだが、パッオーーォォォン‥という威勢の良い音を残して走り去って行くのを見ていて、あーいいなーとちょっと羨ましくなってしまった。危ない危ない。(?)

その後、談合坂SAに給油の為立ち寄った後は一路ほうとうを目指して河口湖ICへと車首を揃えてひた走り、予定よりちょっと早い時刻にほうとう不動 北本店に到着した。

実を言うと本場でほうとうを食すのは初めてで、どんなものなのかなという期待を込めつつほうとうと稲荷寿司を注文した。
まもなく来たほうとうは味噌仕立てのどろっとした汁にコシのある麺と野菜がぐつぐつと煮立ったような見た目で、一緒に煮込んでいるかぼちゃの効果だと思うのだが口にしてみると案外甘めの味付け。一緒に煮込まれた野菜がシャキシャキしていて誠に美味しく、汁が適度に絡みついたままの麺をずずっとすすっていると体がほんのり温まってきて、この日はどういうわけか朝から腹ペコだったこともあって美味しく頂けた。
ただ、一つだけ言わせてもらうならば、量が少ない!これは人によりけりであろうが私にとってはこの量では正直言って腹8分目ににもならない量なのであった‥隠れ大食いの私としては是非、大盛りの設定をお店側に望む次第である。

そうして皆がほうとうを食べ終わり、いろいろ話し込んでいてさてお店を出ましょうかとなったのだが時計の針はまだ12時を回ったばかり。
ちょっと時間を持て余し気味で、せっかくだからお茶でもしたいやねぇ等と騒いでいたら、TOKIさんが現在地周辺で楽しげにお茶出来るお店をささっと見つけてくれて、一路そのお店に行く事となった。

このお店、mui's cafeというのが、一言で言うなら「森の中の小さなカフェ」。富士の麓の木立を貫く一本道沿いに建つ可愛らしいカフェで、店内に入ると「ここは代官山ですか?吉祥寺ですか?」みたいなかなり良い雰囲気で一同ほうほうと感心しながら美味しいコーヒーやケーキを頂いた。ここで、途中参加のmaero氏と合流して一行は最終目的地の富士山五合目へと向かった。

山梨県側から五合目へは林道、登山道等が幾つかあるのだが、車で行く場合は富士スバルラインを利用出来る。
料金所を過ぎるとひたすら終点の五合目まで単調な上り坂を駆け上って行くのだが、昼食後・今日は早起きだったし、と予想通り?少し眠くなってきてしまった。運転中にこれではイケナイと、眠気覚ましのために窓を全開にして走っていたのだが、しばらくすると、吹き込む冷気がだんだん我慢出来ないくらいに「痛く」なってきて、逆にこれではイカン!と窓を閉め、ドライブコンピュータの温度表示を見てみたら外気温-1℃です、と‥ここはもう既に下界ではないのだなーと、まず認識した瞬間であった。

そして、終点の五合目駐車場に到着。いやー着いた着いたと車外に出てみたら‥寒い寒い寒いっ!!この場所は標高2305mだそうなのだが、身体に容赦なく吹き付ける風がとんでもなく「痛い」のだ。レストハウスの温度計表示では外気温+3℃となっていたが、体感温度は-5℃を下回っていたのではないかという寒さであった。
周囲の観光客も一様に声を上げながら寒さから逃れんばかりに動き回っている中、当グループ内のだんきち氏とkuroneko氏が防寒着を持ってきていなくて、下界でもちょっとその格好は寒いんじゃないですか?という軽装でバナナも凍れよという冷気の中震え上がっている様がとっても可笑しかった‥両氏よ、すまん‥。でも面白かったんだもんナ〜。


ずらり。


寒いっつーの。

そして、寒さに震えながらそれでも車を一列に並べて記念撮影したりちゃんと?やる事はやっていよいよ寒さに耐え切れなくなってきた辺りで五合目を後に、下山する事にした。
下山後、道の駅に立ち寄り各自お土産を買ったり、まったり談笑したり。
思い思いの時間を過ごした後、夕刻過ぎということで早めの夕食行きます!というメンバーと別れ、単身帰路に就いたでのあった。

今回のツーリングは準備期間も殆ど無く、結構行き当たりばったりだった割にはいろいろな出来事があって、過去の楽しかったツーリングに引けをとらない良いツーリングであったと思っている。
いつも遠目に見ている富士山が案外自宅から遠くなかったというのを体感出来たのもよかったし、なんと言っても五合目とはいえ容赦の無い寒さ、自然の厳しさを体感出来たのも良かった。
今度はもうちょっと寒くない時か、ばっちり防寒対策をした上で富士を目指す事にしよう。

2006年10月31日

田澤自動車

主治医を失ってから早いもので一年が過ぎた。
この1年というもの、正直な所を申し上げて殆どAeroには乗っていないのである。こう、若干のエクスキューズ臭を漂わせているのは乗る機会なんてものは与えられるものではなくて自分で産み出すものだと思っているからで、好きな人はメシ代を切り詰めてでもガス代やタイヤ代にお金を回して体力が続く限り車に乗るだろうし、こう言っては極端だけどなんかそうではない自分にちょっと引け目を感じるようで‥
まぁそれはともかく、自分でもびっくりするほどこの1年、更に前回の車検から数えても走行距離が増えていない。

殆ど乗らないから痛まないし、消耗品の劣化具合もゆーーーーっくりで、元々不具合を抱えていなかったということもあって全然整備もしていなかった。

そんなAeroであるが、いよいよ車検の時期到来!ということで、以前から気になっていた(目をつけていたと言った方が正確だが)埼玉県は入間市にある田澤自動車という整備工場に車検の代行作業とちょっとした整備を依頼した。

ここで、この田澤自動車という会社について説明しておこう。
この会社のWebサイト(田澤自動車)をご覧になって頂ければ大体わかるとは思うが、主要取り扱いメーカーがシトロエン・プジョー・サーブ、そう、往年の西武自動車扱いの御三家メーカーの整備を専門とする工場で、代表の田澤氏自身もそれらの整備畑を歩んで今の工場を開設したという経歴の持ち主である。


事務所。


工場前の敷地。
整備待ちの車や客の車などでぎっしり埋まることもある。


何気なくSMが。
そして見えづらくて恐縮だが、奥のリフトの上にレストア中のclassic900カブがある。

整備士は5名で、整備の大多数を占めるのは新旧バラエティ豊かなシトロエン勢なのだが、掲げている看板の通りプジョー、サーブの整備も得意としており、サーブについてはclassicの900や9000を初めとして整備に高価なテスターが必要な9-3、9-5に関してもテスターを完備しているので受け入れが可能との事で、広い世代のサーブ車を安心して預けられるのではないかと思う。

気になる整備の方針なのだが、あくまで私が代表の田澤氏とフロントマネージャーの石井氏から何度か話を聞いての印象であるが、他で受け入れられない車を何とかして乗りたいというユーザーが居る限り、相応の技術がないと中々出来ない(普通はやらない)細かい部品の分解整備や中古部品の積極利用、果てはユーザーが持ち込む部品の取り付けに至るまで、ユーザーと整備側とで話し合って納得入った上で整備を行わせて頂きますという方針だとのことで、無難なようでいて実は結構癖のある900や9000に乗っていて整備について心配を抱えながら維持していらっしゃる方にとっては心強い味方になるのではないだろうか。
私のように、整備についての注文はつけるが作業についてはお任せというパターン、大抵の事は自分の手でメンテナンスを行うが自分では出来ない、または出来るとわかっていてもやらないところだけをスポットで作業依頼し、作業を立会いの下で行ったりとかいろいろなスタイルで仕事を請け負ってくれるとのことであったので気になる向きは一度問い合わせてみるなり、直接お邪魔して話を伺ってみるなり(私はこっちのパターンだった)してみては如何だろうか。

話が長くなった。
車検の方は特段問題もなくすんなり通過。車の状態についても前述の通り殆ど乗っていないということもあり特に整備を要する箇所もなかったということで、フィルターなどの交換とこちらからお願いしたウォッシャー液漏れの修繕、その他ちょこまかした所を整備して頂き、諸経費リサイクル料込みで20万円強のお支払いとなった。
この額が高いと見るか安いと見るかは千差万別、人によっても車の状態によっても違うと思うし、私自身ももっともっと追加整備をお願いすればそれに比例してお支払額ももっともっと嵩んだのだと思っているのだが、今回は必要にして最低限のレベルの整備(あくまで車検込み、だが)だったということで妥当な額だと思っている。
蛇足だが、うちのAeroにもついにというかなんと言うか、9000のポピュラーな疾病、ヘッドライトワイパーモーターが左右とも動作せずッ!という現象が認められたとのことである。いやーついに来ちゃいましたねぇ〜等と顔で笑い心で泣して、しっかりと次に課題を残しつつ、それにしたってもうちょっと乗ってやんないとかわいそうだろ、としみじみ思った今回の車検であった。

2006年07月17日

鮎食いねぇ!Milk飲みねぇ!栃木ツーリングの巻



先日、首都圏在住の私が東北方面へツーリングに行ったことは「ちょっと行きましょか」に書いた。

その流れで、仲間内で今度はみんなで走りに行きましょうよ!という話が盛り上がり、3連休の初日に栃木へツーリングに向かうこととなった。
目的地は栃木県の鬼怒川沿いに位置する川魚料理の店「船場亭」と日光霧降高原のほぼ中心に位置する「大笹牧場」の2ヶ所である。

この日は3連休の初日ということもあり、流石に高速道路は事故渋滞等で混雑していたが、まずは関東出発組みは9:00に蓮田SAに集合。
お久しぶり〜と言いたい所だが前々日に一杯やってた面子が殆どだったので軽く行き先・集合場所等を確認していざ出発。



途中一生懸命走ったお陰かどうか?全体集合場所の矢板ICには予定時刻の数十分前に到着した。
到着後俄かに降り出した雨の中、残りのメンバーが到着するのをじっと待つ。
その後ちょうど良い頃合に3組のメンバーが無事到着し、軽くご挨拶等の後最初の目的地「船場亭」に向かって編隊は出発した。



そしてここが「船場亭」。
鬼怒川沿いの絶妙な場所に位置し、趣のある建物の中で自慢の川魚料理や田舎料理を食することが出来る。


炭火で大量の川魚を焼くおじさん


川にせり出した橋の上から一枚


店内の座敷席の片隅

ここで残り一組のメンバーと合流し、総勢8台14名が勢揃いした。
テラスのように鬼怒川に突き出した船着場への橋から清流を堪能した後着席し、ここに来たらやっぱりお約束で鮎の塩焼きでしょう!というミーハー根性で鮎の塩焼きが2尾ついた定食と鮎の刺身を注文した。


お刺身


鮎の塩焼き

塩焼きは良い塩梅という字の如くちょうど良い塩加減と焼き加減で美味しく頂くことが出来た。刺身の方は肉厚の身がこりこりとした食感とあっさりとした味でこれもまた美味しく頂けた。
ここでは皆美味しい料理に舌鼓を打ちながら、あんな話やこんな話でいろいろ楽しく盛り上がっていたようである。
そしてお腹も満足したところで一行は次なる目的地「大笹牧場」へ。









牧場へは大体小一時間ほどのドライブであったが、道中程良いワインディングや樹木のトンネルやいい感じの田舎道の数々を走破し、霧に霞む大笹牧場へ到着した。
ここでも「やっぱりお約束‥」の法則通り、絞りたてでフレッシュフレッシュとの触れ込みのブラウンスイス牛乳をごくりと一杯。コクと甘みのある大変美味しい牛乳であった。それと一緒に頼んだ牛肉の串焼きがまた絶品で、併設されているレストランで焼肉食べたいな〜とちょっと考えてしまった。すぐ脇にある牧場に一杯いる牛さんには悪いけどね‥
ここではお土産を買ったり、牛乳を飲んだりで各自思い思いの一時を過ごした。到着と同時に雨が降り出し、数多くある牧場の施設を楽しめなかったのはちと残念、心残りではあるがそれは次回の楽しみに取っておくことにしよう。
到着した時には雨が降り出したりして散々であったがしばらくして雨も上がり、牧場の広い駐車場には割と遅い時間に入った我々の車の他は殆どいなくなっており、ここでいよいよ?オフ会っぽく各自の車を目の前にしてご歓談タイムとなった。
今回のオフでは福島にお住まいの方が1名、我々とのオフ会に念願の?初参加をして頂けたという事で滅多に会えないメンバーとの情報交換等で非常に有意義な時間を過ごして頂けたのではないかと思っている。ご自身の96年式9000CSEも仕事で家を空けていたら「いつの間にか」あちこち整備されて調子が良くなっていたと言うこともあり、この日も好調な走りを見せていたのが印象深かった。


速すぎです(1)
かーねる号



窓!窓!
TOKI号

ぶーぶーさあぶ
おーじ号



雨にもマケズカブリオレ
だんきち号



奇跡の復活
tomo_kent号



速すぎです(2)
maero号



いい飲みっぷり
ametora号



いつかは(また)SAAB
Miyaboo号



お土産〜

そして、今日はお泊りではないのでここで解散!
まだまだ走り足りない&食い足りない食いしん坊なメンバー達は先日行った手打ち蕎麦屋へ突撃し、私は子供連れということもあり一足お先に失礼させて頂いた。
こうして何度でも楽しく集まって遊べるという人達のお陰で良い休日を過ごすことが出来た。感謝感謝、おまけに多謝!ってなものである。
またいつか、どこかで遊べることを願いつつ。

2006年06月11日

ちょっと行きましょか

そういえば最近車乗ってナーイ。
そう思っていた所に、かーねる氏からの「飲んでばっかいないで(それは私だ)、たまには走りに行きましょう!」との悲痛な?!お誘いがタイミング良くあったこともあり、週末の土曜日に以前から行ってみたかった那須高原に行ってみることにした。
どうせ行くなら誰かと、と思って掲示板に書き込みなどしたのだが、前日の夜遅くだったこともあり反応があったのがclassic900のだんきちさんだけであった。結局東北道羽生PAに朝10時に集合の後、那須を目指して2台のSAABは走りだした。走り出した?おい、かーねるさんはどないしたんねん?いや、あまり詳しく書くと本人の名誉に差しさわりがあるのでやめておくが、要するに集合時刻まで寝ていたということで言いだしっぺのかーねるさんがキャンセルというどっちらけな展開となってしまったのだ。

で、一路那須を目指して、という流れになる予定だったのだが、
羽生PAでだんきちさんと話した結果、だんきちさんがチェックしてきた美味しい蕎麦屋が矢板IC近くにあるということだったので、目的地変更、蕎麦喰いに行きましょ!ということになったのだ。
こんな気ままな展開も極少人数だからこそ可能なのである。

ありがたいことに東北道は渋滞もなく、程なくして矢板ICに到着、
店開きのちょっと前に美味しい蕎麦屋「胡桃亭」に到着した。


この先に蕎麦屋がある。
この交差点で交わる「ライスライン」という道路、この地区を環状する農道なのだそうだ。
米どころならではのネーミング、ということか。


そしてここが「胡桃亭」


店のオープンをジッと待つ。

私は天ざるセット、だんきちさんは鴨汁セットを注文。
出された蕎麦についてだが、風邪の治りかけであまり体調が良くなかったのと、真剣に蕎麦と向き合うだけの気合も入れずにだらだらと食してしまったのとで人様にお聞かせできるような感想は抱けなかった。なんか残念である‥
今度行くときは体調を万全にして、地酒なんかと一緒に頂けたらいいなぁ〜と思うのだが、車じゃダメダメさんですね。

その後は、長居は無用とばかり、東京方面へ向かうために西那須野塩原ICを目指して程よいワインディングロードを快走、途中にあった道の駅「那須与一の郷」で土産物を買ったりして、


道の駅


米買っちゃった。

東北道をチョー良いペースで2台でランデブーの後、Miyaboo氏がお勤めのオートアゼックスに立ち寄ってしばらくご歓談の後帰路に着いた。
総走行距離約350km、ちょっと疲れたけどいい気分転換になってよかった、よかったである。 

2006年05月06日

classic "9000"

先日のこと、とある所で1987年型の9000turbo16のオーナー氏と知り合うことが出来た。
もう長いこと9000に乗っているが、この年式の9000は今までお目にかかったことがなく、ぜひ拝見させて欲しいとの急なお願いを快く聞き入れて下さり、GWまっさなかの第三京浜都築PAで御対面の運びとなった。


マフラーエンドパイプのとり回しが凄い。誰が何を考えて曲げたんだろう。
当時の正規ディーラーの西武自動車のステッカーのヤレ具合がいい味を出している。



となりの白い車は2006年型の93 Sport Estate。バリバリの新車である。
この2台、ほぼ20年の年月を経ているわけだがこうしてみると同じメーカーの車とはちょっと思えないところが不思議と言えば不思議。


実車を目の前にしての第一印象は、「小さっ!」
普段見慣れているCSやCDと比べての印象で、実測した訳でもないのであくまで見た感じなのだがCSやCDに比べて締まった感じがする。
CDがデビューしたのは1988年の事なのだが、このCCからすると大きく、重くなってしまったと言うべきなのだろうか。

しかし室内は9000の大きな特徴である広々とした空間となっており、この点はどの9000も同じなのだということで少々嬉しい所であった。
オーナー氏によると、1992年に中古で購入して以来淡々と保有されているとのことで、年式を考えるとありえない位に綺麗な状態を保っていた。そんなに手をかけているわけではないと言うことだったがどうしてどうして、これだけ綺麗なのは素晴らしいと一人感心してしまった。
ある意味貴重な一台、今後とも「淡々と」、気負うことなく維持して頂きたい!と一好事家として思うものである。

2006年03月26日

レンタルガレージ偵察の巻

車を長く維持するために大事なこと、それはこまめに手を入れ、車の声を聞き、予防措置的な部品の交換等、細かい事の積み重ねだと思う。
人によっては贔屓にしている整備工場に任せていたり、自分で出来る事は自分でやって任せる所はプロに任せたり、いろいろなスタイルがあると思うのだが自分で整備を行いたくても、特に都市部の場合整備を行える環境が整わずしょうがなく整備をお願いしてしまうということがあったりする。
そんな人のために、プロが使うレベルの整備場を時間貸しするという会社があるという話が近所の9000乗りのかーねる氏から寄せられ、軽整備を行うと言うかーねる氏の作業の見学と現場の偵察のためにいそいそと現地へ赴いた。


レンタルガレージ JUNTOHRU 川口店
http://www.selfit.net/

さして大きくない建屋の中が作業場になっており、乗用車三台が整備を行えるスペースが確保されており、その内の一台分にリフトが設置されている。
基本的に予約制で、作業スペースの時間単位の使用料金と工具を借りた場合はその料金、常駐している整備士の方の指導を受けた場合はその料金を支払うなど、細かい料金体系が定められており、利用者側にとってはかなり明瞭な料金体系と言えるのではないかと思う。


リフトの無いスペース


リフトがあるスペース


タイヤチェンジャー


タイヤバランサー


細かい注意書き。手書きが渋い!


物を捨てるのにも金がかかる時代だ。モノは大事にしよう!



かーねる氏のCD。見慣れない?17インチホイールを履いている。


その他の3台。私のAeroは今日はお休み。


この日は二台が整備を行ったのだが、それぞれATF交換とホイールの入れ替えと言う簡単な作業であった為さして時間もかからず、その後はランチミーティング、お手軽チューンを施したかーねる号の試乗、maeroさんと合流して午後のお茶とKaraoke(!!)等を楽しみ良い感じでお疲れになったところで散会となった。
肝心のレンタルガレージについてだが、やりたい事とそれを完了する為の手順がわかっている人が使うのであれば非常に有用なのではないかと。しかし世の中そんな人ばかりでもなく、作業を自分でやりたい気持ちはあってもなかなか実行できないという人にとっても、とりあえず作業場所をガッチリと確保出来るという事で経験者・熟練者に手伝ってもらって作業を学んでみるという使い方が出来るのは良いなあと思った。
何にせよ、自分の事を自分で出来ると言う事の気分の良さを味わう為の舞台としてのレンタルガレージと言うシステム、もっともっと普及しても良いのではないだろうか。

2006年01月10日

「新」SAAB9000人生劇場

SAAB9000 On The Netも、当初はただの思いつきで始めた割にはこの3月で5周年を迎えることとなった。
開設の時に産まれた人間が小学校入学までもうすぐそこ、とか考えるとなかなか長い年月を経てしているんだなあと実感する。
これが企業の創立5周年とか結婚5周年(今書いてて気がついた、うちがそうじゃないかッ!)とかだと豪華な広い会場を貸しきってシャンパン片手のパーティなんかが開催されるのだろうが、このサイトの場合はどう考えても駅前の居酒屋で中生片手に乾杯!が似合うと思っている。
さて、そんな折りも折り、サイトの小リニューアルとして、SAAB9000人生劇場をブログベースのシステムに移植することにした。
ほんの2、3年前から、インターネットユーザーが気軽に情報発信をする為の手段として爆発的に普及したブログであるが、個人的には静観の構えでいた。
なぜなら、情報発信という目的だけで見れば従来の掲示板などで十分にその用を成すし、今日は何を食べた、昨日はどこそこへ行った等のチラシの裏的・個人的な事を書き連ねただけのブログを多数見るにつけ、自分にとってはやる価値の無いものだという思いを強くしていたからだ。
しかし、最近になって知り合いがブログを始めたり、mixiでブログっぽい事を体験してみたりする内に、手軽にコンテンツが作成出来、それに対するレスポンス(コメントやトラックバックなど)をダイレクトに受け取れるブログってひょっとしていいんじゃね?とサイト管理者的立場からブログに対して好印象を抱いてしまった。
そんな訳で思い立ったが吉日、うちのサーバ機にブログのシステムのインストールや今までのSAAB9000人生劇場の内容の移植を行い、こうして「新」SAAB9000人生劇場として公開と相成った。
今までのSAAB9000人生劇場ではそのお題目通り、基本的にはSAAB9000に関連する事しか書けないというジレンマがあって更新のペースも遅くなりがち、書きたい事が書けないというもどかしさがあったのだが、「新」SAAB9000人生劇場ではSAAB9000に乗る私が感じた事、お知らせしたい事等を気のおもむくままに書いていこうと思っている。
ということで、皆様今後ともよろしくお願い致します。

2005年12月04日

カーケアグッズあれこれ

自動車やバイクを所有していれば一度はお世話になるカー用品店。
洗車グッズや車内用品やチューニングパーツやエンジンオイルや何やかんや、扱う商品はとてもじゃないがここに書ききれない程数多く多岐にわたっていて、ちょっと大き目の店舗であれば 食事が出来るスペースなども併設されていてその気になれば店の中で一日を過ごす事も出来るのでは?と思わせるような所もある。
自分自身は最近では殆ど行く機会が無くなったものの、若かりし頃は休日になると用もないのに行っていたりした時期もあった。
だがしかし!そんなカー用品店でも滅多に取り扱われていない、知る人ぞ知る通好みのカーケアグッズが存在するのだ。
そのカーケアグッズとは、SAAB9000相談室でリンクしているJamsessionが販売する「リッチーブライトモア」シリーズで、ホイールクリーナーの「ホイール・キング」、ボディコート剤の「ロングリブ撥水コート」、クロスの「パーフェクト・クロス」、消臭剤の「フレッシュ・イン・タイム」の各商品が現在販売されている。
ちなみに販売元のJamsessionという会社、代表を務めておられるのはSAAB9000相談室の書き込みやSAAB9000ギャラリーでお馴染みの1994年式9000Aeroにお乗りのmaeroさんである。maeroさんのAeroは何度か拝見させて頂いたことがあるが、ロングリブ撥水コートでケアしているだけという黒色のボディは汚れやスクラッチが目立ちやすい色にも関わらずとても綺麗で良い状態を維持しているのが非常に印象的であった。
そんな、カーケアグッズ界のSAAB9000と称される商品を、実際に使用した1994年式9000Griffinオーナーのみねまるさんの使用レポートと共に紹介してみたい。

ロング・リブ・撥水コート
30mlスプレーボトル2本組
1995円(税込)

パーフェクト・クロス
40cm×40cm
\3,990(税込)

今回試したのは「ロング・リブ・撥水コート」である。なんたってネーミングのリズム感がよろしい。(笑)
「パーフェクト・クロス」との組み合わせでお使い頂くと最高です。・・・とのお勧めを頂き早速施工してみた。

先ずは私自身今までいろんなワックスを試してきたが、現在はゴールド・グリッターを常用している。ヤナセ辺りでは常時置いてあるのでご存知の方も多いと思う。
ゴールド・グリッターの長所は作業が楽だということ。洗車をしたら、そのあと乾ききっていない車体に液体をしみこませたクロスで拭き取るだけでいいというお手軽さである。
他に耐久性のあるワックスはいくらでもあるが、作業が面倒なのと、拭き残しが出やすいものが多い。
私が嫌うのは欧州車に多い黒い梨地のバンパーにワックスがこびり付いて取れなくなることである。どんなにツヤツヤにワックスがかかっていても、黒い部分にこれがあると一遍で興ざめである。
ワックス掛けが億劫になると洗車からも遠ざかってしまうものだ。

基本的に「ロング・リブ・・・」もこのような使い方をするワックスであり、作業は非常に楽チンである。
しかしである・・・はっきり言って塗装面の艶の深みが違う!まるで固形ワックスをかけた時のような "濡れ具合" なのである。
ゴールド・グリッターの欠点は耐久性に乏しいことだが、これならばネーミング通り "ロング・リブ" が期待できそうだ。

次に特筆すべきはこのパーフェクト・クロスの使い心地が非常にグッド!だと言うこと。
洗車に使う用具は結構いい加減なものを選びがちだが、このような拭き取りクロスは質の良いものを選んだ方が絶対いい。
今まではホルツの平行輸入物のセーム革(国内未発売)を愛用しておりそれなりの満足感を得ていたのだが、はっきり言ってこれはモノが違う。
譬えるならばセーム革がカジュアルな "ツイード" だとするとこのパーフェクト・クロスは最高級の "カシミア" である。吸水性はもちろんのことそのきめ細かさとソフトな感触は塗装面に与えるダメージを最小限に抑えてくれるだろうと思う。

ホイール・キング

30mlスプレーボトル2本組
1995円(税込)

次なるレポートの題材はこの「ホイール・キング」。リッチー兄弟の "王様" である。
実は7月に開催された都内での "9000飲みオフ" の際に、すでにこの商品をmaeroさんから単独で頂戴している。
その後ホイールクリーナーとしてではなく、ホイールコートとして愛用していた。
従来は愛用のホイールクリーナーで汚れを洗い落として、万能タイプのゴールド・グリッターにコーティング剤の役割をさせてフィニッシュ!という作業をしていた。その癖がなかなか取れず、ゴールド・グリッターの代役をホイール・キングにさせていたというわけである。
しかしこのままでは本来の性能を正確に伝えることができない・・・そんなわけで先日入手したホイールで早速クリーニング効果を試してみた。

先のレポートでも触れたが車の洗車というのは結構難しいものだ。ボディの塗装面がピカピカでも、黒いモール類が色褪せていると興ざめだし、その点をなんとかクリアしてもタイヤやホイールが薄汚れていると愛車の魅力も半減である。
高級なアルマーニのスーツで極めていても履いてる革靴がダサいと即座にセンスを疑われるのと同じだろうか。

皆さんも経験があると思うが、足回りの汚れというのは掃除が大変であり、車体以上に目立ちやすい部分である。特に輸入車のブレーキパッドからは黒いダストが出易く、放置しておくとアッという間に黒ずんだ汚れがホイールにこびり付いてしまう。
こいつはどんなに出来のいいクリーナーで磨いてやっても、いつまでたってもいたちごっこなので、私の車はダストの出にくいパッドに交換するという対策を施してある。
さらに少しでもダストが着きにくく落ちやすいようにホイールにコーティングを施すのだが、なんとこの「ホイール・キング」はクリーニングとコーティングを瞬時に兼ねてしまうという優れものである。つまり私が2度手間かけてたのを1度で済ますことが可能なのである。

使用に際して注意点が1つある。実はこの "王様" かなりクサ〜イ。(笑)硫黄臭というかアンモニア臭というか、シュッと吹きかけると鼻にツンッとくる刺激臭があたりに充満する。
小粋なビンのデザインから男性用の香水を連想しがちだが、間違ってもデート前にこいつをスプレーしてはいけない。確実に彼女からの連絡が途絶えてしまうことだろう。(笑)
実際の使い方はチョー簡単!濡らしたホイールにこいつをシュッとひと吹き、しばらく放置したあとブラシで磨いて汚れを落とし、仕上げはスポンジを使って水で洗い流す・・・という一連の流れである。
いやはや "良薬は口に苦し" ならぬ "逸品は鼻に臭し" という感じで、見事に汚れを落としきってくれた。これに撥水効果まで付加されるのだから鬼に金棒である。
愛用していたゴールド・グリッターもクリーニング&コーティング効果を謳っているのだが、どちらの実力も中途半端な感が拭えない。
しかしホイール・キングはそれぞれの性能を高次元なレベルで両立させた次世代のホイールクリーナーのようである。

さすが "王様" である。

フレッシュ・イン・タイム

30mlスプレーボトル2本組
1995円(税込)

最後のそして最新のリッチーは「フレッシュ・イン・タイム」。
なんとこの商品は端的にいうと”消臭剤”であったのである。

大手のカー用品店に出向くと、一番商品の種類が多いのは芳香剤や消臭剤のコーナーではないだろうか。この近辺に近づくといろんな匂いが強烈に混ざり合って眩暈しそうになる時がある。
最近ではかなり品の良い香りのものが主流になったが、私自身この類の商品で「アタリ!」に出会ったことはいまだなく、どちらかというと遠ざけているといったほうがいい。

洒落者は好みのフレグランスをコットンに染み込ませ、目立たない容器に入れて香りを愉しんでいる・・・というような雑誌の記事を以前見かけ、そこで私も一時期マネをしてみたのだが、どうもオード・トワレやコロンの類は人間の体温によって その真価を発揮するようで、こちらの意図する結果とはかけ離れてしまい結局止めてしまった。

さてこの「フレッシュ・・・」は主成分の "フィトンチッド" という天然の森林浴成分から配合された消臭剤だそうである。
試しにシュッと吹きかけてみてもほぼ無臭・・・いや、かすかにヒノキの香りがする・・・まるで車内に居ながら森林浴をしているような気分にさせてくれる。
主成分の "フィトンチッド" の効能は消臭・脱臭作用に止まらず、その成分が直接人間の大脳皮質に作用し、精神を安定させ集中力を高め総合的なリフレッシュ効果をもたらし、さらには抗菌・防虫作用までもあるということである。
匂いに敏感な方には特にお勧めで、タダの消臭剤とは一味も二味も違うのである。

吹きかける場所は車内ならば、エアコン吹き出し口・シート・フロアマット・天井・トランクルームetc・・・場所を選ばない。
オートバイに乗る方ならばヘルメットの内側というのも効果的だろう。

maeroさんはレース前にライダーがコンセントレーションを高める際に使用すると非常に有効だと提唱されている。
自己ベストのラップタイムを念じながら、BGM(もちろん "チャイルド・・・" )と共にヘルメットにこいつをシュッとひと吹きして予選に突入、そしてベストラップの更新!という元レーサーの視点からの解説である。

我が家には現在4台の自家用車が存在する。9000はもちろんのこと4台すべてに試してみた。
最近気になっていたのはオペルヴィータのエアコンを切った際の匂いと、ワゴンRの室内全体の匂いであった。
特にワゴンRは普段趣味のフィシングに引っ張り出す機会が多いので、時として「魚介類運搬車」化してしまい積年の生臭さが幾重にも染み込んでいる。このような臭いは車に乗り込む際には気付くが、しばらくすると馴れてしまうので放ったらかしになってしまう。そこで今回念入りにスプレーしてやり、しばらく時間が経ってから乗り込んだところ、その臭いが気にならないレベルまで少なくなっていることを確認した。
またエアコンフィルターを交換しても収まらなかったヴィータのエアコン吹出し口からのカビ臭い風も無くなっていたことも追記しておこう。

天然成分はファブリーズするよりよっぽど健康的ですよ。リッチー兄弟の末っ子は稀代の "癒し系" だった。
でもこの爽やかさは "イアン・ギラン" の絶叫より "エンヤ" の澄み切った歌声の方が相応しいかも・・・(笑)

ヘンドリックスウォーター

参考商品
現在開発中

先ずは毎度のことながら商品のネーミングが素晴らしい! 私は勝手に「ヘンドリックス "パープル" ウォーター」とわざわざミドルネームを入れて親しみを込めて呼んでいる。(笑)
これを冷却水に混合することによって、クーラントの潤滑を促進し、冷却性能をアップさせ、ウォーターポンプへの負荷を軽減してくれるという超優れもののクーラント添加剤である。
実は先日のオフ会の前にこの "魔法の水" を注入したのだが、当初市街地走行ではさほどその効果が実感できなかった。
その真価がようやく発揮されてきたのは高速走行で長距離を走った際で、先ずエンジン音が静かになったことと、一番懸念していた水温が非常に安定してきたことが挙げられる。以前はハードな走行をするとシビアな水温の上昇に悩まされることが多かった。
2年前にラジエーター&ホースを新調し、さらにクーラントをAC-デルコのDEX-COOLに交換してから不安感はかなりなくなっていたが、今回のヘンドリックスの添加でそれがより一層強固になったような気がする。
たとえば少し上りが続く山道だと、これまでは水温計の針が10時ぐらいまで上昇するのが当たり前だったが、今では9時の位置でビチッと固定されたままビクとも動かない。帰り道の高速では水温計の針が9時より下の位置にあることもあったほどで、コンディションの過酷な夏場だともっと顕著に差が出てくるような気がする。
うれしいことに燃費がアップするというおまけ付だった。

このような冷却系のブースターはあまり選択肢が見つからない。
以前高級オイルメーカーのレッドラインから出ている "ウォーター・ベッター" という水温の上昇を抑える添加剤を使ったことがあるのだが、これの難点はクーラントの濃度をあげると効果が半減してしまうのである。
一番効果的なのは真水100%での添加なんだそうだが、寒冷地では安易にクーラント濃度を落とすわけにもいかず、錆の心配もあるので使いにくかった。
エンジンオイルには皆さんそれなりに気を使うはずだが、クーラントとなると結構軽視されがちだ。
しかし9000のターボモデルのように水温が上がりやすいモデルでは、弱点ともいえる冷却系は極力重要視しなくちゃいけない部分だと思う。その点ヘンドリックスはお手軽かつ効果的なチューニングで、自信を持ってお勧めできる。

余談だがオフの際にエアコンベルトにスプレーしていただいた潤滑油?の効果で、帰りの高速ではさらにエンジン周りが静かになっていた。逆にタイヤノイズが耳に障るようになり、タイヤの履き替えを検討中である。(笑)
まだ試作段階ということだが、ヘンドリックス同様早期の市販化を望んでいる。


ちなみに、上でレポートされている「ロング・リブ・撥水コート」と「パーフェクトクロス」であるが、実は私自身も発売前のものをmaeroさんから特別に譲って頂いて現在使用中なのである。
詳しい説明はみねまるさんのレポートに譲るとして、このロング・リブ・撥水コートで拭き取った面に水をかけると水滴が玉のようにコロコロと落ちて行くのではなく、ボディ面をあたかも滝のように流れ落ちて行く様を見ていると固形ワックスを何時間もかけて汗だくになってかけるのが馬鹿らしくなってしまう。おまけにボディ表面をコーティングする事によって、付着した泥や鳥の糞などの頑固な汚れもさっと拭き取れてしまうと言う効果もある。
車は綺麗にしておきたいんだけれど、あまり時間をかけられないし、お金を出して洗車というのもどうも‥という諸兄にはうってつけのアイテムなのではないだろうか?
上記の各商品は、jamsessionのWebサイトで注文する事が出来る。値段も手頃だし、是非試されてみては如何だろうか?

2005年06月04日

ETC! ETC!

先日の事。
オリエンタル自動車の帰り、第三京浜をちょっと人に言えないスピードで、ちょっと新しい目のBMWを後方に従えて激走?!していた。
後方のBMWとは付かず離れず、まぁいい感じでランデブー走行をしていたのだが、程なくして玉川料金所が近づいて来て港北ICからの料金、にひゃくえんを払うために5→4→3→2とシフトダウンしながらブースに進入して行ったのだが‥後方にいたはずのBMWははるか彼方のETCレーンをスイーッと通過して行ってしまった。
それを傍目で見ながら、自分は200円を握り締めた右手をロミオとジュリエットの如く料金所のおじさんに差し出していたのであった‥
そんなわけで、今まで意味もなく毛嫌いしていたETCを装着しようと心に決めた。

車載器選びだが、設置するにあたってとにかくETC付けましたッ!!みたいに目立つのは嫌なのでアンテナ別体型から選ぶ事にし、yahoo!オークションにセットアップ込みでほぼ最安価で出品されていたDENSOのDIU-3500を落札した。
ETCカード自体はかなり前になんとなく漠然と作ってあったのでそれを使うことに。


DENSO DIU-3500

取り付けは毎度お世話になりますのオリエンタル自動車にお願いした。


なぜかこの日は赤いSAABが多かったオリエンタル自動車

取り付け作業を行うにあたり、まずは車載器本体とアンテナを何処に設置するかを細かく話し合った。自分としてはとにかく目立たない!が第一なので、軽く「別体のアンテナって、ダッシュパネルの中じゃダメ?」とジャブを出してみたところ電撃の速さで「ダメッ!」とカウンターを喰らってしまった。
まぁ仮に電波が通ったとしても設置作業に手間が掛かり過ぎるし、アンテナに何か障害が発生したとしたら一々ダッシュパネルを外さないとアクセス出来ないというのはちょっと頂けない。
結局、ルームミラーの真裏辺りだったら通信的にも問題なさそうだし、運転席からも見えないのでここにつけましょう!ということになった。


助手席から撮影したアンテナ。(黄色の丸で囲まれた部分)
この位置だとルームミラーの陰に隠れて運転席からは全く見えない。また、アンテナのケーブルはガラスの黒い塗装部分を通しているため、こちらも上手く存在を隠している。

そして車載器であるが、通常であれば足元の辺りに両面テープ等でぺたっと付けてハイおしまい!というパターンだと言うのだが、そんなの絶対ヤダ!っていうことで結構無理を言ってシフトレバー後ろの蓋付きの小物入れの中に設置してもらった。
ここだったら蓋を閉じてしまえば外から車載器の存在はわからなくなるし、気休めだが蓋にはエンジンキーを利用した鍵もついているので防犯度も高いというものだ。
かくして数時間を費やして、ETC取り付け作業は無事終了した。


気合を入れてブツブツいいながら作業するささがわさん。
穴を開けるためのドリルを手にした途端目がギラリと光っていた。


ケーブルを通すための穴を開けた所。(黄色の丸で囲まれた部分)
ケーブル自体はこの段階でフロアトンネルまで通してある。


ケーブルの引き通し作業中。
ケーブルは助手席側のAピラーの裏側を伝って下におろし、助手席側エアバッグの下のフューズボックス内を経由してフロアトンネル内に通した。


ケーブルの引き通し完了。


配線作業中。


本体の設置完了。
最初はもう少し左側に付けるつもりで作業をしていたのだが、ベースマウント固定用のネジ穴を開けベースマウントを仮止めし「ふと」思って蓋を閉めてみた所、し、閉まらない‥まさか!と思って見て見た所、蓋の先についた鍵の部分が干渉していた‥。
結局、このポジションで固定する事にした。

その後、ささがわさんが最近はまっているというマラソンの話で盛り上がりまくったり、超久しぶりにいらっしゃったKAZUさん夫妻と再会を喜んだりした後、帰り道が混み始める前にオリエンタル自動車を後にした。
その帰りの第三京浜が私のETCデビューのステージだった!のだが‥、港北ICでは共用レーンで非ETC搭載車の後ろについてしまい何ともぱっとしないデビューとなってしまった。しかし玉川料金所の専用レーンでは30km/h程で通過する事が出来て、ETCの威力を十分に味わう事が出来た。
願わくば、そこら辺のコインパーキングもETC対応してくれると嬉しいのだが‥

2005年01月30日

パワーチェック

以前に、、Abbott RacingNordic 等のWebサイトを眺めていて、チューニングキットのラインナップなんかを電卓片手にじーっと見ていて「いいなぁ!」等とOption小僧みたいに溜息をついていた時期がちょっとだけあった。

ある時など、あともう少しで「Buy Now!」を選択する所まで行ったのだが、ふと冷静になって考えてしまったことがある。この車、実際どの位の馬力が出ているものなのだろうかと。まさかとは思うが、前オーナー氏が内緒で秘密なチューニングを施してあったりするかもしれない。そうではないにしても、車のおおよその体力測定をしておいても損ではないのではないか。そうだ、パワーチェックしよ‥ と思いたって数ヶ月、近所のスーパーオートバックスでシャシーダイナモでのパワーチェックが出来るというのでいそいそと出かけて行ってパワーチェックをしてもらった。

チェックを行ったのはスーパーオートバックス小平店。測定機器はダイノテックのシャシーダイナモである。本来なら予約が必要だったのかも知れないが、飛び込みで行ってすぐに行う事が出来た。レジにて料金の\5250を支払い、住所氏名などを所定の用紙に記入し、チェックによって生じた不具合の責任を店に問わないと言う誓約書にサインをして計測準備が始まる。測定限界は4速5500回転とした。


準備中
安全のために前後をタイダウンで固定する。


測定が始まるとブースのシャッターが閉じられ、ブース脇の部屋から測定を見学することになる。
部屋には測定器のモニタがあり、測定中はエンジン回転数・速度がリアルタイムで表示される。


測定が終了すると、グラフの軸が何度が修正され最終的な結果が表示される。
見てご覧の通り、ソフトはダイノシミュレータという、Windowsで稼動する物であった。

さて、測定の結果である。
測定した1995年式の9000Aeroのマニュアルシフト仕様だと、カタログ上のスペックでは馬力が5500回転で225馬力、トルクが1800回転で34.9kg-mとなるのだが、測定の結果この数値と殆ど変わらない数値を計測する事が出来たようだ。
測定の方法など、所詮シャシダイなんて正確な数値を出せないという事も言えるのだろうが、逆により日常の使用に近い形で測定出来るというのが見方を変えればポイント高いじゃないか!と私は思うのであるがどうだろう?
ともかく、カタログスペックと殆ど乖離しない数値を叩き出したことで、車の方は至って健康であることがわかって一安心である。内緒で秘密なチューニングの期待はあっさり砕け散ってしまったけど‥。

2004年02月15日

Short Meeting

SAAB9000相談室に書き込みをして下さったnao.さんという方が、ふとした話の流れの中で近所にお住まいだという事を知り、ぜひお会いしましょうという事でご近所のSAAB乗りが集まった。
集まったのは1994年モデルCDEのおーたさん、1997年モデルAeroオーナーのnao.さん、900turboオーナーのターボウさん、1995年モデルAeroオーナーの私と私の妻の5人。ターボウさんは家の事情により残念ながら途中で帰ってしまわれたが、残った我々は互いの9000を試乗し、亜細亜系レストランでランチを取りながら車の事を語り合い、充実した時を満喫した後解散となった。以前からの知り合いのおーたさんはともかく、目と鼻の先とまでは行かないがすぐ近所にこんなAeroがいらっしゃったのね‥と言う意味でnao.さんのAeroは結構興味深かった。


nao.さんの1997年Aero


YANASEがデリバリした個体。
YANASEが日本でSAAB車の販売を始めたのが1997年だから、最初期の販売だったのではなかろうか。


ワーク製17インチアルミホイール(特別オーダー品)
タイヤはミシュラン パイロットプライマシー

さて、試乗の感想など。

nao.さんのAeroであるが、黒一色のボディ、特注のアルミホイールによる精悍なルックスはもう、本当に、超カッコいいと思わずにはいられない。このAeroを見ていたら黒のAeroが欲しくなってしまった。
それは置いといて、実際乗った感想であるが年式が新しいという事もあり、非常に穏やかな乗り心地だと感じた。ただ一つ、エンジンマネージメントシステムによるものなのかどうかわからないが、加速が非常に穏やかに感じられたのは気のせいだろうか?普段乗っているのがMTのAeroだからという点を差し引いても大人しいフィールだった。あれー?と思って次のおーたさん号に乗り換えたのだが・・・

その、おーたさんの1994年モデルのCDE。確かモデルイヤー的には1993年物なのだが登録が1994年だったような記憶がある。前後にドイツのチューニングメーカーのエッティンガー(Oettinger)のエンブレムが装着されているのだが、車の隅々を見渡してもエッティンガーの仕事の形跡を見つけられないという非常に謎な一台である。
先にnao.さんのAeroで感じた事がこちらにも当てはまるのかと思いながらアクセルを踏み込んでみた。すると・・・下のほうからもりもりと沸いてくるターボパワーで後ろから押されるような加速感、私にとっての9000のスタンダードは6年にわたって乗り続けている1992年モデルのCSなのだが、これに近い感じをおーたさんのCDEからは得る事が出来た。やはり年式によって違ってくる所なのだろうか?
またセダンボディであるためか、乗り心地的にドイツ車のようなガッチリさを感じることが出来る。累計走行距離が10万キロを超えているという事だがあまり古さを感じさせない一台であった。

今日のオフは短い時間ではあったけれど、試乗もさせて頂いたし、9000を好きな者同士いろいろと話が出来てよかった。
機会があればまた集まりたいものだ。

2004年02月08日

Saab Service Clinic

ある日、だらだらとサーブジャパンのサイトを眺めていたら「ServiceClinic受付中」の文字が目に飛び込んできた。
案内を見ると、19ポイントの点検無料、エンジンオイル無償提供、もれなくお土産もあげちゃうよ!という誠に魅力的なイベントみたいだったので、早速申し込みを行い、2月8日の日曜日にサーブ町田へと向かった。
到着したサーブ町田は、元々はスバルディーラーだった所にSAABがお邪魔しているような形態なようで、ピットの中や駐車場はスバル車で埋め尽くされていたが、広々としたショールームにはインプレッサやR2と並んで9-5エステートがしっかり展示してあった。実を言うと国産車のディーラーに今まで足を踏み入れた事は無かったのだが、綺麗な空間の中で社員の方もてきぱきと仕事をされていてとても印象はよかった。
で、当日判明したのだがこのServiceClinic、以前にヤナセで開催されたのと同じイベント(人生劇場の「ハッピーDays」を見て下さい)だということで、スウェーデンのSAAB本社から来日した技術職の方が直々に?車両の点検をして下さるという内容であった。但し開催側の思惑として、本社から日本のディーラー側へのスキルの向上を目的とした技術指導なども当然あったのだと思う。それが行われたのがこのServiceClinicの中でなのか、社内でだったのかはわからないが‥。

到着後、担当者の方から今回のクリニックの説明をして頂き、診断シートに必要事項を記入したら後は基本的に自由行動。
診断には結構時間がかかりますよという事なので、敷地内をぶらぶらして時間をつぶしていた。駐車場に何台かSAAB車が停まっていたのだが、その内の一台にどこかで見たことのある9000Aeroが‥


思い出せない‥


こっ、これは!

大変失礼ではあったが、穴の空くほどじろじろ見させていただいたがどうも思い出せない。
おっかしぃなぁと思って車内を覗き込んだその時!目に飛び込んできたウッド作りのシフトセレクタを見て思い出した!!
以前ForSaleで掲載させて頂いたThunderさんの9000Aeroでした。うーん、なんとも劇的なご対面をしてしまった。残念ながらご本人にはお会い出来なかったが‥。

そうこうしていると、GMジャパンの方が声をかけてくださったので、いろいろとお話を伺っていると「9-3カブリオレ試乗出来ますよ」という有難いお言葉を頂いたのでお言葉に甘えて試乗させてもらうことになった。
試乗したのは、2003年の11月に発売になったばかりという、9-3 Aero Cabriolet。ライムイエローがなんとも鮮やかで、少し大ぶりになった9-3のボディ、トップを上げた華やかな雰囲気によくマッチしていて見た目にも楽しませてくれる一台だ。
時間にして15分程のドライブであったが、説明によると先代9-3カブリオレよりボディ剛性が3倍上がったということで、なるほど工事途中の荒れた舗装路に片輪だけ乗せて走ってみても、どういうわけかボディはミシリとも言わないし、曲がる!停まる!スイーっと進む!‥っていうかカブリオレでしょこれ??それにしては随分としっかりしたボディやなぁと思わず感心してしまった。おそらく、9000といい勝負か、上回っちゃうんじゃなかろうか‥そう考えるとちょっぴりブルーなワタシなのであった。まぁ予備知識無しにいきなり試乗してみたわけだが、いい車なのには間違いないだろう。
別に嫌味ではないが、この手の車には金持ちの遊び車というキャラクターがしっくり来ると思う。この車だったら、嫌味ではないスマートなお金持ちに是非乗ってもらいたいものだ。


幌格納中。
後窓セクション上がる→ふた上がる→幌が前部からえびぞるようにして後席後ろへ入る→ふた閉まる という感じ。
時間にするとたった15秒ほど。


幌を格納するとこんな風になっちゃう。
後席のヘッドレスト後ろにリアアスピーカーが埋め込まれている。


肝心の車両の点検であるが、こちらが試乗をしたりぷらぷらしたりして遊んでいる間に着々と行われていて、しっかりオイル交換も行っていただいた後無事?終了となった。


さて、点検の結果は‥

作業項目
結果
ワタシからのコメント
お客様指摘事項
(Customer's indications)
エンジンオイル交換
1名乗車(一般道)
洗車不要
洗車をして下さるとのことだったのだが、前日ワックスをかけたばかりだったのと、
洗車機で洗うという事だったので洗車はお断りした。
エンジンのかかり具合および異音
(Engine start condition)
正常

エンジンの低速(アイドリング)および加速の状態
(Idling, feeling of acceletion)
正常


エンジンオイルの汚れおよび量
(Engine oil check+fluid)
交換

ブレーキ液量
(Break fluid)
269℃
通常の沸点が190℃程だということで、全く問題無いとのこと。
バッテリー
(Battery)
12.49V
充電が必要です
メーターパネルの電圧計だと常に13.5V位を表示するのだが、テスターで計測
した所この数字になったとのこと。普段あまり乗らないのでバッテリーが弱って
いるということだ。
冷却水量
(Coolant)
-15℃
要整備
これ、メーカーの推奨凍結点?は-40℃とのことで‥
クーラントの量をもっと増やしなさいとのことだった。
ATF(オートマチックトランスミッショノイル)量
(ATF)

ノーチェック。
MTなので‥
各ベルトの緩みおよび損傷
(Accessory belt)
正常

ウインドゥウォッシャー液量
(Windoscreen)
正常

ハンドブレーキの引きしろ
(Parking break)
正常

ブレーキペダルの遊び、踏み込んだ時の床板とのすき間
およびブレーキのきき具合
(Feeling of break pedal)
正常

タイヤの空気圧
(Tyre pressure)
F 2.5kg
R 2.5kg
正常

タイヤの亀裂および損傷
(Tyre crack)
正常

タイヤの溝の深さおよび異常な磨耗
(Tyre wear)
正常

アンダーボディ
(Underbody check)
正常


ワイパーの作動
(Check Wiper systems[Incuding blade])
正常


エアコンディショナーの作動
(A/C)
正常


ランプ類および方向指示器の点灯、点滅
およびレンズの汚れ、損傷
(Lighting)
正常


おおよそ問題無しということで一安心。
もっとも購入して半年ほど、動かない時間の方が圧倒的に長いのだから当然といえば当然の結果なのであるが、専門家のお墨付きを頂けるとワタシのような素人は安心出来るのだ。ただ油断は禁物、案外もっと奥深いところに病気を持っていたりすることがあったりするので常に気をつけておくべきだろう。
今日は興味深い話も聞けたし、車の調子も良いし天気も良いしで自分なりに休日を満喫出来て良かったと思っている。
関係者の皆様、どうもありがとうございました。


真っ赤な車をバックに、紅白でおめでたい私達。
じゃなくって、左の方が今回点検を担当して下さったウルリカさん。
結構、背たかいぞ。

2003年12月17日

おなかいっぱい@西伊豆・堂ヶ島

私は、こう見えても(どう見えるって?)、風呂好き・温泉好きである。その後の冷たいビールはもっと好きかもしれない。
それは私に限った事では無いらしく、同好の諸氏が集まって伊豆の温泉にでも行きましょうかという話で盛り上がったので一泊二日の日程で温泉ツーリングに行って来た。
参加者は、Miyabooさん、evenoscarさん、ametoraさん、TOKIさん、だんきちさん、オリエンタル自動車のささがわさん、2日目のみ参加のkomapさん、そして私の計8人。ささがわさんを除く全員がSAAB900clubのメンバーである。

現地集合 その1

現地集合 その2

出発の日の待ち合わせは10時に東名高速海老名SAであったが、早めに家を出たら予想外に早く着いてしまって、ゆっくり朝飯を食べてのんびりしていたら徐々にメンバーが集まり始めたので、挨拶や近況報告の後に出発した。

レストランの駐車場

沼津在住のevenoscarさんとの待ち合わせ場所、沼津ICに到着すると待ちくたびれたご様子(笑)のevenoscarさんがお出迎え。近くのレストランで昼食をとった。食後は勿論!駐車場でのお互いの車両のチェック、車談義になってしまう。やっぱり実車を目の前にするとこうなるんですよね〜。
ちなみに今回参加した車両は合計7台であるが、その内の3台がMT車という構成である。

レストランを出発後、R414をひたすら南下し河津のループ橋を横Gに耐えつつ廻り下り、河津七滝を散策してみたりした。その後、午前中お仕事をされて職場から電車で来られたささがわさんをピックアップするために伊豆急河津駅へ。長旅で軽くお疲れのご様子の?ささがわさんをピックアップして宿泊先の「保海荘」へと向かった。

保海荘の案内 その1

保海荘の案内 その2

到着後、荷物をとりあえず宿に預けて私のAeroとMiyabooさんのタラデガの2台に皆で便乗して近所の町営風呂、サンセットヒル松崎へと汗を流しに行った。
私のAeroには助手席にametoraさん、後部座席にだんきちさんがお乗りになったのだが、9000初体験のametoraさんは道中「ひろーい」「きれいー」の連発であった。一台如何ですか>ametoraさん

その後は、お待ちかねの?晩御飯。
事前にあまり深く考えていなかったのだが、「海の幸」とはこういうもんじゃ!という気合と迫力が伝わってくるような豪勢な食事であった。
私にとってはとてつもなく豪勢な品の数々だったのだが、宿の人は至ってフツーに淡々と料理を出してくるのだからたまらない。
そして食後は、待ってましたの酒盛りタ いや、SAAB談義ターイムである。各自が持ち寄った酒を堪能しつつ、SAAB話やらネットの話、仕事の話に趣味の話と、皆さん話が上手いもんだから話題が尽きる事が無くて、気が付いたら3時近くなっていて慌てて、お開きとなったのであった。しかしみんな呑むなぁ。

太平洋を望む

太平洋を望む

翌朝も、空を見上げると前日に引き続き雲一つ無い晴天。
宿を後にして、ちょうどいいタイミングで宿の前を通りかかったkomapさんと合流し、前日に一風呂浴びたサンセットヒル松崎の駐車場で車を並べて、青空の下ミーティング&軽い車両点検タイムの開催。
落ち着いた色合いのルマンブルーの1996年型Aeroをじっくりと拝見させて頂いた。
ここで、参加した方々の車の紹介など。

ametora号
ametoraさんの'89 900 Turbo カブリオレ
見ての通り、ホイシュミットのエアロパーツで武装されてます。
オートマフルードを継ぎ足して一安心?!

evenoscar号
evenoscarさんの'94 900Turbo S カブリオレ
お隣のametoraさんのと同じエアロですが、この車、はっきり言って大改造車です。ここまで「やってる」classic900もあまりないかも。

komap号
komapさんの'96 9000Aero
こちらは、OZ Racingの18インチホイールにapロッキードのキャリパーと330mm径のドリルドローター、40mmローダウンという軽モディファイ済み。Aeroのシートにチャイルドシート装着という渋い(笑)一台です。

おーじ号
私の'95 9000Aero
参加車両7台中、もしかしたら唯一の「ツルシ」の一台かも。
先日交換したヘッドユニットの具合がよろしくて今まで車内で聞けなかった音楽なども聴けるようになって満足なのだ。

miyaboo号
Miyabooさんの'91 9000Talladega
今回のイベントの幹事役。お疲れ様でした。
車の方はなにやら機関系にトラブル発生?今後の成り行きに注目しておかんと‥

TOKI号
TOKIさんの'89 900Turbo16S
実はライダーである事が発覚した、いつもおなじみの16S。
入れにくい5速の話、komapさんと盛り上がってましたけど、聞いてるこちらはなんだかとても可笑しかったです。

だんきち号・・?
だんきちさんの'92 900 TurboS カブリオ‥レレ?

これがだんきち号!
こっちが正解!
だんきちさんの'92 900 TurboS カブリオレ
全塗装のパワー炸裂?いつ見てもホントに綺麗な一台ですねえ。
何だかんだ言いながら自分の車は自分で手を入れるぞという姿は良いですね!そうそう、呑みすぎには注意しようね(笑)!

緊急オペ

しばらくして、だんきち号のエンジンルームを覗き込むささがわさんがポツリと一言、「これはマズイ!」
クーラントが通る細いホースの付け根に亀裂が入ってそこから漏れる僅かなクーラントを氏は見逃しませんでした。
放っておくと最悪の場合亀裂部分が断裂してクーラントを吹いてしまうとのことで、急遽応急処置を施す事に。
軍手やら工具やら水やら、各自の車から次々と出てくる救援物資の数々はメンバーシップの証とでもいうのだろうか?それだけ積んでないと不安なんでしょ?などと突っ込む事は許されない(笑)。

ごく短い時間で応急処置は終わり、またしばらくご歓談の後に現地を出発。途中の土産物屋で各自お土産などを購入し、休日の夕方の混雑を尻目に地元のevenoscarさんの先導で抜け道をひた走り、気が付いたら沼津ICに到着していた。
ついた頃にはすっかり日も落ちて、別れには絶好のシチュエーションであったがここは涙をこらえて‥??
再会を約束し、各自家路へと車を走らせたのであった。
こんな簡単で淡々とした文章で私の気持ちが伝えられるはずも無いと思うのだが、毎回オフに参加させて頂く度濃密な時間を過ごす事が出来て私はちょー嬉しいのだ。
こういう時間だったら幾らあってもいい。出来れば9000でもこんなオフが出来たらなぁ、という野心を密かに抱く私なのであった。

富士山

2003年12月08日

苦悩の果てに

ある日、懇意にして頂いているオリエンタル自動車のS氏より一本の電話が入った。

「おーじさん、Aeroの売り物があります。今度見に来ませんか。」
「へぇ〜。どんなあんばいですか。」
「当社のお客様からの委託物件です。」
「・・・・」
「自社で整備していた車両ですし、状態は悪くありません。色は赤。」
「・・・・」
「そうそう、オートマじゃなくってマニュアルなんですよ。」
「へぇ〜(汗)。じゃあ今度行きますね。」

とこんな会話をして、次だったかその次だったかの週末にすっかりピクニック気分で車を見に行った。到着すると、元のオーナー氏より売却を委託されたという1995年式の9000Aeroはピットの中に鎮座しており、とりあえず車両の隅々までじっくりと観察してみた。ぱっと見はボディカラーのせいもあって派手な印象だが、真近で見ると所々にある塗装のハゲや擦り傷などで、あまり綺麗じゃないな‥とその時は正直言ってそう感じた。昔から、赤のAeroなんていったらそりゃもう9000乗りの憧れの一台に間違いないでしょ!!なんて思っていたのだが、非常に冷静にその憧れの一台に向き合っている自分が、そこにいた。なぜこうも冷静なんだろうねえと、自問自答を結構長い時間していたのだが、答えは見つからず‥

aero in pit

そうこうしている内に、試乗に出ましょうというので同乗させてもらい、いつもの試乗コースへS氏がAeroを走らせた。マニュアルシフトのSAABに乗ったのはこれが初めてではないが、やはり、同乗しているだけで力強さを感じる。空いた直線での強めの加速では低い速度から背中が張り付くような感じで、これが高速域までずーっと続くんだよなあきっと!と思わずにはいられなかった。乗り心地についても特に問題は無く、S氏の言う通り状態は悪くないということを体感出来た。

すると、S氏が途中で車を端に寄せて止めた。

「おーじさん、ちょっと乗ってみて下さいよ!」

え゛、自慢じゃないがこのワタシ、マニュアル車の運転は教習所以来殆どしてないし、今日はただ見に来ただけだし、遠慮します〜とビビッテいたらまぁいいからいいからと荷車に載せられる牛のように運転席に着席させられ、テストドライブと相成った。
そうして殆ど嫌々ながら?運転してみたのだが案外、体の方が運転を覚えているもので、マニュアルシフト以外は普段乗っている9000と変わらないという事もあり、結構冷静に運転をする事が出来た。とても短い時間の試乗だったが、まず気が付いた事は車体がアクセルの開閉にダイナミックに反応し、それがとても軽いこと。一言でいうと「キビキビ」としている。
トルクコンバータを介さず、機械的にエンジンの出力を車軸に伝えているということもあるし、数値上のトルクが普段乗っている9000より大きいこともある(AT車の場合、30.0kg-m/1800rpm、MT車の場合は34.9kg-m/1800rpm)のだと思うのだが、まるで2サイクルエンジンのバイクを動かしているようなひらひら感が気持ちよかった。
これはいい‥。
現金なもので、オリエンタル自動車に到着する頃には自分の心にはAeroを手に入れたいという感情が芽生えつつあった。
そんな感情はとりあえず隠しておいて、到着してからもなおピットに止めたAeroをじっと眺め続けていたのだが、自分でも本当に不思議な事にこのAeroにはなんかこう、心にガツンと来るものが無い。フックが無い。以前だったら冗談で済んでいた「SAAB9000 2台体制〜」が現実になる事がそうさせるのか、ある意味夢だった一台が目の前に現実としてあるからなのか、なんなんだろうか。
手に入れられるものならそうしたかったが、こういう気持ちの時に重要な決断をすべきではないと自分に言い聞かせようとしていたのだが心の中の自分がうんと言わない。
なぜか?
一番問題だったのは、このAeroがマニュアルミッション車だということ。ふつーのオートマのAeroだったら「あんま綺麗じゃないねぇ、でもこのシートはやっぱいいねぇ、以上!」でサラっと流したのだが、一説によると日本国内で10数台しかデリバリされていないというマニュアルミッション車ということで、ここでさよならしたら恐らく一生出会え無いのではないか。そう思うと簡単に流せるような車ではなかったのだ。
そうやってうんうん悩んでいる内に、その場の空気が既に「おーじはこのAeroを買うのか、買わないのか?」という流れに変わっていたのでこれはイカンとばかりに、その日はとりあえず考える時間を頂いて、うんうん悩みながら帰宅の途についた。

その日の晩は、手持ちの1995年モデルの9000のディーラーカタログを前にして、かみさんと今日見てきたAeroについての話をしていた。勿論、買っちゃっていいものかどうかについての話である。
そう、既に帰宅中に腹は決まっていたのだ。

買う!
欲しいものは買っちゃう!

これである。買うと決心したあとの問題は「CSをどうするか?」であったが、車検を取ったばかりだし、幸いにもランニングコストが非常に低いので車検が切れるまでは手元に置いておくことにした。ラッキーな事に自宅のすぐそばに駐車場の空きも見つけることが出来た。
さて、肝心の話の内容だが、意外にもあっさりと購入の許可が出た。詳しい話は割愛させて頂くが、よくよく聞いてみたら、この日出かける前に「Aeroを見に行ってくる」と言っていた時点で買う気で行ったのだろうと彼女は思っていたらしい。痛い所を突かれた・・・。とにかく、Aeroを買うことが出来たのは彼女の理解によるところが大きいのであった。

その後、オリエンタル自動車の高橋社長に購入の意志を伝えて数日後、名義変更に必要な書類一式と共に過剰なほどの納車整備を施された真っ赤なAeroが引き渡された。
当のAeroは装着しているホイールが残念な事に純正のスーパーエアロではなく17インチの社外品だったので、引渡しの日に乗っていったCSのエアロホイールと入れ替えてもらった。やはり9000にはこのホイールが似合う。元の姿に戻った?Aeroを見ているとちょっぴり自分の車になったような気がした。その他、CSにつけていたドアバイザーをAeroに付け替えたりした後に、classic900カブリオレを入庫しに来ていたご近所のおーたさんを乗っけて帰宅の途についた。
この日は帰宅途中に雨が降り出すという嫌な天候で、関東地方で震度3くらいの地震が発生し、しかも第三京浜の玉川出口を出てから環八の土支田付近まで殆どの区間が渋滞しているという最悪の納車日和だったのだが、おーたさんと車内で世間話やSAAB話を延々としゃべり続けていたおかげで渋滞もさほど気にならず、心配していた渋滞でのクラッチワークもそれほど苦になることなく自宅までたどり着くことが出来た。

こうして我が手元にやってきたAeroだが、その後は岐阜県高山市へのロングツーリングを1本決めたのみで、殆ど動体保存状態となっている。
彼の地への道のりは遠く険しく、超高速あり峠道あり渋滞ありとバラエティに富んだ道程であったが、Aeroの持つポテンシャルを存分に体感する事が出来てとても充実したツーリングであった。が、それっきり殆ど出庫の気配が無く、正に「実用車は9000CS」「趣味車は9000Aero」を地で行っているという感じなのだが、ここで「乗ること」自体に義務感のようなものを生じてしまうと自分にとってはすんごいプレッシャーとなってしまうので、自分のペースで気楽に付き合って行こうと思っている。

aero outside

aero inside

2003年08月24日

Takk !!

昔参加したオフの風景

私の9000だが、この9月で私の手元に来て丸6年になる。ここに来るまでには聞くも涙、語るも涙(うそうそ)いろいろな出来事と共に走り抜けてきた。
丁度良い機会なので、たまには昔話でもしてみようかと思う。ご笑覧頂ければ幸いである。

1997年。
その当時に乗っていたGOLFIIに疲れ果てた私は、クルマを手放す決心をし、次はちゃんとしたクルマ(注.ちゃんとしてなかったのは「自分の」GOLFIIです)を買おう!と思っていた。
とは言うものの、どんなクルマを選んだらいいのかわからず悶々としながら1ヶ月ほど経ったある日、職場の敷地内に駐車している一台の黒い車が目に入った。少し大きめで手入れが行き届いた綺麗なボディ、大きなホイール、渋い内装、自分好みに綺麗にまとまったスタイリング‥このクルマって確か、サーブの‥9000?とか言ったっけ?
そう、忘れもしないこの日、私が出会ったこのクルマこそが今日私をSAAB9000にここまではまらせるきっかけとなった9000と出会った日だったのだ。
その9000に出会ってからと言うもの、頭の中は9000で一杯になってしまった。何しろSAAB9000なんて、そう滅多に街中でお目に掛かれる代物ではない。当時の私は正直言ってSAABと言うと「いかつい顔をした900」のイメージしかなく、9000は名前を知っていることと、変な形をしたミラーがついているクルマという程度の認識しかなかったから、生まれて初めて目の前にするSAAB9000のあまりのかっこよさに舞い上がってメロメロになってしまっていた。
その日以来、その9000をその場所で見かけることはなかったのだが、心の中ではSAAB9000を買おう!と200%決心し、当時はまだ営業していたサーブ中古車専門店で現在の9000を入手することが出来た。余談だが、その当時「9000と言えば9000」だと思っていてハッチバックのCSやらセダンのCDやら二種類あるタラデガやらといったバリエーションについての知識は全然なかったので、納車されたのがもしCDやCCなどだったら今のワタシのSAAB9000人生は多少、違っていたものになったのかもしれない‥。


1998年。
念願だったSAAB9000が納車されて一年ほど経ち、クルマが共にある生活の楽しさを存分に満喫していた。
同じSAABを所有するオーナーと知り合って仲良くなったり、引越しをしたり、友人の第一子の出産の報を聞きつけ父親母親双方の母(つまりお婆さま×2)を9000に乗せて病院に駆けつけたり、妻と妻のお姉さんと3人で秋深い清里高原へわいわい騒ぎながら出掛けてみたり‥‥とにかくこの頃は少し興奮気味なほどに楽しい出来事を次から次へと体験していて、本当にこのクルマを買って良かったなあと思っていた。

そんなある日。

仕事の合間の一服中、職場の敷地内にふと目をやると、なんと、信じられないことに自分の9000がそこにとまっているではないか。電車通勤のワタシであるから、9000がここにあるはずがない‥と本当に一瞬勘違いしてしまったのだが、実際にとまっていたのは自分のと同じ黒色の9000CSだったのだ。黒の9000?吃驚仰天!昨年ここで見た、あの9000がまた来ている!あの日以来見かけなかったあの9000が再び姿を現した!!この信じ難い現実に直面して、そわそわしていたらその9000のオーナーらしき人間が9000に乗り込もうとしているのが見えた。ああ貴方はまた私の手の届かない所へ行ってしまうのね...とボケる間もなく、とにかくそのオーナー氏と話をしなければならない!と勝手に思い込んだ私は反射的に階段を駆け下りていた。

そして、クルマの元へ着くやいなや、ドライバーズシートに着座したオーナー氏に、自分はこの車をみてSAAB9000というクルマを知ったこと、そして同じSAAB9000を買ったこと、クルマを手にしてとても良かったと思っていること、などなどをワタシの顔を神妙な面持ちで眺めているオーナー氏に一気にまくし立てた。そしてあらかた言うことは言った、ふ〜、と思ったその時ふと思った。この人(オーナー氏)日本人じゃないやん‥ そう、目の前にいるのはまじりっけのない外国人だったのだ。外国人に向かってまじりっけのない日本語で早口でまくし立てる自分って一体・・・とここで思うところなのだが、本当に幸いなことにオーナー氏は日本語での会話が出来る人だったので、お忙しい中にも関わらずワタシの話に付き合ってくれたのだ。その事の印象が強いばっかりで、残念ながらオーナー氏と話した細かい内容は全然覚えていないのだが、とにかく好きで9000に乗っているんだ!ということが伝わってきて非常に楽しかった事は良く覚えている。そんな氏の9000は、なんとワタシのと同じ1992年のturbo-Sモデルで、翌年出たAeroがかっこよかったのが悔しくて前後バンパーをAeroの物に交換してしまい、そこかしこにアボットレーシングのパーツを組み込んであると言う剛の一台であった。

別れ際、つい日本の習慣で名刺を渡してしまった所、オーナー氏も自分のネームカードを差し出してくれた。「この近くに住んでいて、オーディオ関係の仕事をやっています。」という達者な日本語と共に。そうか、きっと海外製のオーディオの輸入販売とか卸売りとか、そんなことをやっているのか。そう思ったワタシの手にあるネームカードには
「有限会社スキャンテック スティーグ・ビョルゲ」
とあった。


そして、2003年。
とある所で、たまたま見かけた世田谷区の地域情報誌を眺めていた。地域情報誌とはいえ、立派な装丁で美味しい店の情報や公共施設の情報など地域の住民以外でも十分楽しめる内容だった。
その中に、「世界一の音質に挑む区内にある音響機器メーカー」と題したコラムがあり、区内にある「ライラ」という音響機器メーカーのことが紹介されていた。
門外漢の私が知る由もないがこの「ライラ」というメーカー、単なる再生機器を生産するのではなく、職人が魂を込めて芸術品を産み出すというレベルで数少ない製品を出荷しているという凄まじいまでのこだわりを持った会社だということが良くわかった。それはいいのだが、記事中に非常に気になるくだりを発見してしまい、気になって気になって気になって気になってしょうがないので、この地域情報誌を一冊頂いてきて、その気になったくだりのことを自宅で調べてみることにした。
何が気になったかと言うと、この「ライラ」という会社の社長がノルウエー生まれのスティーグ・ビヨルゲという人だというのである。ビヨルゲって、もしかしてあの?ネームカードをもらった?日本語が達者な?ミスタービヨルゲ?マジ?ということで部屋中を大捜索の上、探し出したネームカードを確認し、そして1998年にお礼のメールを出したところ頂いた返信メールを確認したところ、どうやら同一人物らしいと言うことがわかった。
後に、SAAB9000相談室で「ライラ」というメーカーについて質問を投稿してみたところ、そこって日本のメーカーで、以前は「スキャンテック」という小さな会社だったんですよーというお答えを頂き、ここに書かれている社長があのビヨルゲさんなんだ!と確信した・・・。これで、私にとっては二度目の再会である。しかも、このような形で再会するとは思っても見なかっただけに、喜びいや、驚きも正にひとしおと言う感じである。

長くクルマに乗っていれば、いやそれ以前に長く一つのことに取り組んでいれば嬉しいことや、楽しいこと、全ての物事を投げ出したくなる位にネガティブになることや悲しくなることだってある。今回の再会劇は、こんな再会はそうあるものではないという意味で、とても嬉しい出来事だった。ビヨルゲ氏とは特に連絡を取り合うような間柄ではなかったので今現在、氏があの9000にまだ乗っているかどうかは残念ながら判らないのだが、氏に伝えられるものなら、こう伝えたい。
あなたに影響されて手にしたクルマを、私は未だに唯一のクルマとして所有しています。このクルマを通じて、私自身教えられたことがとても多いような気がします。今後もこのクルマに乗り続けます。これもあの時、あなたのクルマを見ることが出来たおかげです。
どうもありがとう、と。

2003年03月30日

ヘッドライナー張り替え

SAAB車にお乗りの諸兄であれば周知事項とも言える、愛車のヘッドライナーの剥がれ落ち。「天井が落ちた」「内装がべろべろ」など色々な表現で語られることが多いが、自分の9000も例外ではなく、ちゃーんと(?)ヘッドライナーがでろ〜ん(これも表現の一つであることは言うまでも無い)と剥がれ落ちてしまっていた。

室内1
室内2

ところで、このヘッドライナーは何故、剥がれ落ちてくるのだろうか。

クロス断面

この写真を見て頂ければお判りになると思うが、ヘッドライナーは接着面となるスポンジ層と車内に露出するクロス層が重ね合わさって一枚になっている。
恐らく、メーカで使用している接着剤の経年劣化、そして我が国の高温多湿〜低温低湿の差が激しい気候によって伸縮を繰り返したスポンジ層がボロボロに劣化して張り付いていることが出来なくなってしまうからだと私は推測している。全面的にGMの血が入った1994年以降の900からは内装が剥がれるという話をあまり聞かないので、この点において改善されているのだと私は睨んでいる。新車から7年経過した900の内装を拝見させてもらったことがあるが、殆ど新車当時のままの状態で綺麗なものであった・・・。

自分の9000の場合、まず最初に剥がれてしまったのはサンバイザーのクロスで、あれあれーなんて思っていたら程なくして後部座席頭上部分のクロスも剥がれてしまった。これはイカンなぁとは思っていたが、まぁ後ろに人を乗せる機会も無いし、まず何よりヘッドライナー用のクロスを入手するのが正直言って億劫だし...などと後ろ向きな気持ちでいた所、なんととあるオークションでヘッドライナー用クロスが出品されているのを発見してしまった。
説明によるとclassic900用に入手したそうなのだが、そんなの関係ない。色合いもそう変わらないみたいだったので気合を入れて入札し、無事落札することが出来た。

クロス表面
入手したヘッドライナー用クロスの表面

クロス裏面
同じく、ヘッドライナー用クロスの裏面

以前から、漠然と自分の手でヘッドライナーの張り替えを行う場合の手順など、ぼけーっと考えてみたりすることはあったのだが、こうして新しいヘッドライナーを目の前にするとなんだか、いてもたってもいられなくなってきた。こうなったら答えは一つ!よしやるぞ〜っ!!ということで、特に予定も無かったある晴れた日曜の午後、張り替え作業に着手することとなった・・・。
ちなみに作業を行うにあたっては、この道ではちょくちょく引き合いに出されるページ「「まひおさんのヘッドライナー張り替え記」を参考にさせてもらった。やはり先人の知恵というか道標みたいなものがあると私のような凡人にとっては非常に心強い。もしも私がインディアンであったならまひお氏に感謝のダンスを踊りまくっていることであろう・・・。

作業手順を見るにはこちらをクリックして下さい。別ウインドウで作業手順レポートが表示されます!

作業自体は週末を利用して行なったので、欠損した部品の手配日数を含めて大体一ヶ月ほどかかった。
私の場合は平日は先ず間違い無く車を動かさないし、別に走行に支障はないしと割り切っていたのでこんなゆっくりとしたスケジュールで作業を行なえたが、多くの9000ユーザーのように忙しく車を使い倒しているのであれば一日二日で作業が終了しなければならないだろう。今回の作業は初めてということもあり、手馴れない部分が往々にしてあったのだが、作業に慣れている、または内装リペアのプロであれば十分に短時間で作業を終えられるものと思う。(要するに私の仕事は遅いのだ。)

仕上がりに関してだが、手配したヘッドライナー用のクロスが折りたたまれて保管されていた関係で皺が入っており、この皺を取ることが出来なかったためヘッドライナーに一本の皺が横に走っているという結果になってしまった。

張替え後1
張替え後2
張替え後3
張替え後4

ただ、クロスを貼り付ける前に皺が入っていたのは知っていたし、貼り付けた後で皺が残ったのも判っていたのだから、これは明らかに自分の手落ちなのであった。一応、皺を取るべく残ったクロスやヘッドライニングに貼り付けたクロスにスチームをかけてみたのだが全然変化なし。まぁやっちまったものはしょうがないべということでこれにて作業終了!ということにした。

今回、自分の手でいろいろと作業をしてみて、ある意味満足は出来たと思う。が、今回手をつけなかったCピラーのクラッシュパッドのクロスの張り替えや折角修復したAピラーのクラッシュパッドを組みつけの際にまたぶっ壊してしまった事など、まだまだ課題が山積みであることを考えると正直言って気が重い。
だが、そんなことをくよくよ考えていても仕方ない。これから暖かい時期を迎えるにあたって心機一転、プチリフレッシュした9000と共に休日を楽しめるように頑張っていこう!と思うのであった。

2003年02月22日

アンテナ交換

以前、アンテナロッドが上下しなくなって交換したところ、それまでアンテナロッドの色が黒であったのが無塗装の地金の色そのまんまでがっくりしたことは「SAAB9000整備記録〜夏の終わり」で書いた通りだ。以来、「いつかどうにかしてやろう」と考えて続けていた所、先日ひょんな事からとある筋よりアンテナ一式を入手出来たため早速交換してみる事にした。

オートアンテナASSY
入手したアンテナ

右上がアンテナの先端(車外に露出している部分)。銀色の管にアンテナロッドが収められており、真ん中の黒色の丸いプラスティックのケースの中にアンテナロッドを上下するシリコンで出来たケーブルが収められている。このケーブルが切れてアンテナロッドが上下しなくなるトラブルが結構多いとの事。
銀色の管の上の方で斜め下に突き出ている部分にはアンテナケーブルが接続される。下から出ているゴムのチューブは雨水を排出する為のもの。全体の大きさは長さが56cm程、重さは1.5kg程である。

オートアンテナへのアクセス 1

オートアンテナへのアクセス 2

アンテナにアクセスする為には、邪魔な物を取り外して、一体成型された内張りをずらす必要がある。まずテールゲートのロックのキャッチ周辺のプラスティックのカバーを取り外し、2つの隠しネジで固定されている床板を取り外し、内張りを固定しているプラスティックのネジを緩める。そして内張りをずずっと引き出すとボディに固定されたアンテナにアクセスすることが出来る。この作業は車載工具だけで行える。
この状態まで来たら、後は3つのネジで固定されているアンテナを取り外して付け替えれば良い。但し、入手したアンテナは中古品で動作確認が取れなかった為、本組みする前に電源ケーブルとアンテナケーブルを接続し、動作確認を取ってみたところちゃんとアンテナが出てきて一安心。元通りにアンテナを組み直して、取り外した床板などを元に戻して作業完了!作業時間は30分程であった。

オートアンテナ交換前
交換前

オートアンテナ交換後
交換後

こうして並べてみると一目瞭然。
車体が黒色なので尚更だが、黒い部分が黒いと引き締まって見えてとても良いのだ。ちょっと最下段が擦れてるように見えるがそれはまぁご愛嬌ということで・・・
傍から見たらアンテナの色がどーだろうと関係無いのだが、そんなことは関係無いのだ。とにかく黒が良いったら黒が良いんだいっ!という子供のような理屈で自己満足出来て良かったと思っている。

2002年02月17日

ハッピーDays

2月16日、ヤナセ練馬支店で開催された「サーブオーナー感謝Days」に行って来た。
自分の場合、現車は某つぶれたSAAB専門店にて中古で購入したものであるし、日頃のメインテナンスも他で行っているしでちっとも感謝される覚えはないのだが、担当セールス氏によればここ(練馬支店)は特にSAABに力を入れていて、こういったイベントを今後もどんどん開催していきたいと思っている。ご招待するのは地域内のSAABオーナーであればどなたでも、ということだそうで、私もその網に幸運にも?引っかかったというわけなのである。日頃ヤナセに行く機会も無い私であるが、こういう時にSAABに対するヤナセの考え方、こちらからの希望なんかを直接お話しできるのは凄く良いことだと思った。ただ、OPELやMBなどの顧客をターゲットにするのかしないのか、新規の顧客を開拓することについてはどうなんですかとか、その辺が曖昧なのがちょっと??ではあるが、まぁイベント自体はそれなりに楽しめた。
で、本題に入る。
このイベントであるが、同時に「Meet Expert」というお題目で、SwedenのSAAB本社から来日した技術者があなたのSAABを点検します!!というイベントも開催されていて、すかさず初日の朝一番の予約を入れたところ、幸運にも希望通りの日時で予約が取れたのでいそいそと出かけていったというのが私の本当の目的だったのだ。ちなみにこれは練馬と芝浦だけで行われたイベントのようであった。
で、この「来日した技術者」であるが、名前をGosta Jasfors(ヨスタ ヤークホォーシュ)といい、小耳に挟んだ情報ではSAAB社で地域市場調査担当、顧客サービス、技術者教育等の重要な任務に就かれており、日常の業務を離れたプライベートでは過去6台のみ製造されたSonettI(94 - Sonett Super Sport。6台とも現存している内の3号車)のオーナーで、若い頃はラリーチームに所属しエリックカールソンのメカニックも務めたというとんでもない人であった。世界で3本の指に入るSAABオタクとでも言ったらいいか。実はこの日のイベントに先立って、所属するクラブのイベントでお会いする機会があったので今日会うのが2度目ということになる。再会出来て嬉しいですっていうことで、前にお会いしたときに撮影した写真を印刷してプレゼントしたら結構喜んでくれて、こちらも嬉しかった。

Teatime
会食でのひとこま。右がGosta氏で、左の女性も同時に来日したSAAB社の技術職の方である。

程なくして始まった「Meet Expert」であるが、要はSAAB本社で行われている車両点検メニューに沿ってヤナセのメカニックが車両のチェックを行い、懸念点があればGosta氏が直接アドバイスしてくれるということのようで、直接点検を行うということではなかったようである。私の9000の場合、以前から抱えているパワステホースからのオイルのにじみをしっかりチェックされた他はノープロブレムで、大事に乗んなさいよというアドバイスを頂いた。この日だけで30台近くの車両をチェックするということだったが、ピットはフル回転で大変そうであった。予定した台数を全部さばけたんであろうか、ちょっと心配である。
その一方で、Gosta氏はというと来場客と気さくに話しをしたり、当日来ていた1971年式99セダンに夢中になっていたりと結構楽しまれているようであった。人が夢中になっている様を見ていると、自分も楽しくなるということを実感したハッピーな一日だった。